練馬区立石神井公園ふるさと文化館は特別展「鉄腕アトム放送50周年記念 アトムが飛んだ日」を開催している。2013年3月24日まで、50年前の1963年に放送が始まったアニメ『鉄腕アトム』の関連資料を展示する。
会場は「手塚治虫とアニメーション」「アトムが飛んだ日」 「日本のアニメーション発祥の地・練馬」の3コーナーにに分かれ、手塚治虫とアニメの関わり合いから始まり、虫プロダクション発足、そしてTVアニメ『アトム』の誕生に至る流れを概観する。

展示されているのは、原作マンガの直筆原稿や絵コンテ、当時の虫プロダクションの写真など120点ほど。絵コンテは手塚治虫だけでなく、虫プロダクションで働いていた、杉井ギサブロー氏、故・永島慎二氏、りんたろう氏、故・出崎統氏、故・坂口尚氏らのものも展示されている。現在はアニメーション監督、マンガ家として知られる作家の、若き日の仕事の一端を見ることができるのはなかなか貴重な機会といえる。

月曜日休館(祝日の場合は火曜休館)。 観覧料は一般300円。

特別展「鉄腕アトム放送50周年記念 アトムが飛んだ日」
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/oshirase/atom.html