マンガ・アニメを中心としたコンテンツの総合見本市「京都国際マンガ・アニメフェア2012」(主催・京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会、京都市)が2012年9月21日から23日までの3日間、京都市勧業館(みやこめっせ)などで開かれる。関西圏企業と首都圏企業を結ぶビジネスマッチングの場の創出や、関西で優秀な若手クリエイターが育つための市場づくりを目指し、関西圏のコンテンツ市場の促進を図るのが目的。略称は「京まふ」。前売りは残りわずかで、当日券は大人1,000円、中高生500円。

開催初日の21日は、ビジネスデー。キャラクターの権利を持つ企業とキャラクターを使ってビジネスを拡大したい企業のマッチングを行うほか、それに合わせて3つのビジネスセミナーも開催。「マンガ・アニメで始める京都発・新産業創出とは?」では京都とマンガ・アニメのコラボレーションの可能性を探り、「地域発、マンガ・アニメ・コラボレーション事例」では仙台市と『戦国BASARA』の関係を例に取り上げる。「海外へ、中国マンガ・アニメ市場への進出」では中国のアニメ市場を紹介する。

また22日、23日は一般入場者向けに『黒子のバスケ』『ゆるゆり♪♪』『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』『伏 鉄砲娘の捕物帳』など人気作や話題作のステージイベントが用意されている。さらに平安神宮では22日にはミルキィホームズ、23日には水樹奈々氏が奉納ライブを行う。これらのステージイベントに参加するためには、事前にステージ観覧への応募が必要。京まふ入場券(ステージ観覧抽選応募権付き)を事前に購入して応募するが、23日分は既に完売で、22日分も残りわずかという。

関西でこの規模の見本市が開かれるのは珍しく、今年の盛り上がりと来年以降の継続に注目したい。

京都国際マンガ・アニメフェア2012

http://kyomaf.jp