企業のマーケティング支援や地域活性化支援を行うプライムスイッチは、崇城大学・熊本高等専門学校とともに、熊本県から全世界にスマートフォンアプリを発信する開発集団「熊本 Apps!」を旗揚げした。2012年11月4日に熊本高等専門学校で第1回目の定例会を開催する。参加費は無料で、申し込みは特設サイトから。Facebookページで情報発信も行われている。

「熊本 Apps!」はスマートフォンアプリを中心としたコンシューマー向けインターネットサービスを開発するエンジニアとプランナーの育成、および熊本県内のITビジネス活性化と、雇用創出を目的としている。

定例会は今後、月1回のペースで開催され、各々の参加者が企画を持ち寄り、定例会ごとにマイルストーンを設定しながら開発を進め、ブラッシュアップを繰り返しながらサービスをリリースしていく。定例会を「勉強会」として終わらせることなく、ビジネスとして成立するサービスを作り上げ、リリースしてユーザーの反応を得ることを目標としている。

発起人の内村安里氏(プライムスイッチ代表取締役社長)、和泉信生氏(崇城大学情報学部助教)、大塚弘文氏(熊本高等専門学校専攻科教授)の3名は、「この活動を通じて、熊本県をITビジネスに興味のある若者にとって、最高にエキサイティングな場所にするつもりです」とコメントを寄せている。地方発信の産学によるアプリ開発・地域活性化の取り組み例として期待される。

熊本 Apps!
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