アニメ・エキスポ(Anime Expo、略称AX)は、1992年からアメリカ合衆国で開催されている、日本のアニメーション・マンガに関するイベント。近年その成長は鈍化していたものの、北米におけるこの種のイベントとしては依然最大規模をほこっており、2013年度は4日間でのべ約16万1,000人、ユニーク数で約6万1,000人を集めた(前年比約20%増)。

今年度はロサンゼルス・コンベンション・センターにおいて2014年7月3日から6日にかけて開催される予定で、日本のアニメーション・マンガ研究に関するシンポジウム(AX Anime and Manga Studies Symposium)がイベント期間中に開かれることも予告されている。

現在、その発表者が募集されており、提案されているテーマとして、個々の作品・作家論などだけでなく、日本以外の国における日本アニメーション・マンガのファン共同体(ファンダム)についてや、アニメーション・マンガにおける著作権やわいせつ罪といった法的問題など、ファンのお祭りであるこの種のイベントにふさわしいものも挙げられている。

アニメのメディア・ミックス:日本におけるキャラクター・ビジネス』(Univ of Minnesota Pr,2012)の著者であるカナダ・コンコルディア大学のマーク・スタインバーグ氏が基調講演を行う。

このシンポジウムの目的のひとつとして、異なったバックグラウンドや専門領域を持った研究者同士の交流を通し、日本のマンガやアニメ研究に関するコミュニティを形成することが掲げられている。また、研究者だけでなく、一般のアニメーション、マンガ・ファンの集う場所で開催されることも意識されており、どのような反応が一般参加者から得られるのか、興味深いところだ。締め切りは2014年5月1日まで。詳しくはリンク先を参照してほしい。

アニメ・エキスポ・シンポジウム発表者募集要項(CfP)

http://call-for-papers.sas.upenn.edu/node/50751