MADB Lab ロゴ メディア芸術データベース・ラボ

第2回メディア芸術データベース活用コンテスト

イベント
Post date 2022-03-18

開催概要

文化庁では令和3年12月20日(月)から令和4年1月31日(月)まで、「第2回メディア芸術データベース活用コンテスト」へのエントリーを募集します。

文化庁は、メディア芸術(マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアート)の振興を企図して、保存・活用の基盤となる「メディア芸術データベース(ベータ版)」を公開しています。

令和3年10月14日に、メディア芸術作品に関するデータをより広く活用するためのウェブサイト、MADB Labがリリースされました。MADB Labでは、メディア芸術データベースで公開されているすべてのデータを対象としたデータセットやSPARQLエンドポイントを提供するとともに、利用方法を掲載しており、自由に御活用いただけます。今回のコンテストは、このデータベースについて、3つの観点から広く活用方法を募集するものです。

一般にデータそのものは、単なるデジタル情報にすぎません。しかしながら、社会問題やビジネスといった特定の観点から情報を捉え直すこと、他の情報と組み合わせて人々が欲している情報に加工すること、大量の情報を分析して可視化することなどで、大きな価値を持ち、社会をより良くすることに繋がります。今回は「新たなビジネスや地域課題解決のための革新的なアイディア」(アイディアチャレンジ部門)、「多くの人々のニーズを満たし活用されるデータ」(データバリュー部門)、「人々に新たな気付きを与える面白いビジュアライゼーション」(ビジュアルクリエイション部門)の3つの部門を用意しました。

御応募いただいたエントリーは、厳正なる一次審査のうえ、ファイナリストを選出します。ファイナリストに選ばれた皆さまには、令和4年2月13日(日)に開催予定の最終審査イベントにてプレゼンテーションを行っていただき、最優秀事例・優秀事例を決定いたします。

メディア芸術自体に興味がある方はもちろん、オープンデータの活用から、新ビジネス創出を考えている方、メディア芸術を活用した教育問題、地域活性化、環境保全などの社会課題解決にチャレンジ・貢献したい方も含め、幅広い皆さまの御参加をお待ちしております。

コンテスト応募要項

応募期間:
令和3年12月20日(月)~令和4年1月31日(月) 23:59締め切り
最終審査イベント:
令和4年2月13日(日)(予定)
応募方法:
こちらのページを御確認ください。
応募資格:
どなたでもエントリーいただけます(年齢、性別、国籍などは不問)※個人・チーム(グループ)も問いません。今回は特に以下の方の応募を積極的にお待ちしています。

▷ メディア芸術自体に興味がある方
▷ データを使って新ビジネス創出や社会課題解決をしたい方
▷ オープンデータ・シビックテック関係者の方
▷ メディア芸術やデータサイエンスなどを大学・高等専門学校などで学んでいる学生の方
副賞:

部門ごとに以下の2つを用意。
・最優秀事例(アマゾン商品券 5万円) 各部門1件
・優秀事例 (アマゾン商品券 2万円) 各部門1件

募集部門:
▷ アイディアチャレンジ部門:
メディア芸術データベースを活用し、新たなビジネスや地域課題解決のための革新的なアイディアを応募してください。
▷ データバリュー部門:
メディア芸術データベースと他のデータを組み合わせて、多くの人々のニーズを満たし活用されるデータを生み出してください。
▷ ビジュアルクリエイション部門:
メディア芸術データベースや、そこに外部データを組み合わせたものを可視化し、人々に新たな気付きを与える面白いビジュアライゼーションを作成してください。
エントリー時の提出物:
▷ アイディアチャレンジ部門:プレゼンテーションシート+デモデータ
▷ データバリュー部門:プレゼンテーションシート+作成データ
▷ ビジュアルクリエイション部門:プレゼンテーションシート+ビジュアライズ作品+使用データ
主催:
文化庁
運営:
国際大学 グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)、メディア芸術コンソーシアムJV事務局

コンテスト審査員

※50音順

  • 大向一輝(東京大学大学院人文社会系研究科 准教授)

    東京大学大学院人文社会系研究科准教授。博士(情報学)。専門はウェブ情報学、人文情報学で、学術情報サービスCiNiiの開発リーダーを約10年間務めた。メディア芸術データベースではサービス全体の「プロデューサー」としてシステムの基本設計やユーザーインターフェイスを主に担当している。

    大向一輝氏

  • 嘉村 哲郎(東京藝術大学 芸術情報センター 准教授)

    東京藝術大学芸術情報センター及び情報戦略統括室(CIO室)所属。
    2005年駿河台大学大学院文化情報学研究科修了(文化情報学)、2019年総合研究大学院大学博士課程修了、 博士(情報学). 2005年国立新美術館インターン、国立情報学研究所技術補佐員、インフラ系SE職を経て2009年より東京藝術大学 芸術情報センターに勤務、東京藝術大学総合芸術アーカイブセンターなどの活動を経験して現在に至る。その他に特定非営利活動法人Linked Open Data Initiative理事などを兼務。研究テーマは博物館情報の組織化、芸術作品・資料等のデジタル化およびアーカイブ。

    嘉村 哲郎氏

  • 是住久美子(田原市図書館長/愛知大学 非常勤講師)

    田原市図書館長。同志社大学大学院総合政策科学研究科修了(政策科学修士)。京都府立図書館等での勤務を経て、2019年より現職。2020年より愛知大学非常勤講師。日本図書館協会認定司書、地域公共政策士、日本評価学会認定評価士。著書に『図書館を拠点とした地域資料の編集とデジタルアーカイブの発信』(図書館界 72(4) 2020年)など。

    是住久美子氏

  • 下山 紗代子(一般社団法人リンクデータ 代表理事)

    バイオインフォマティクス系ベンチャー、理化学研究所を経て、一般社団法人リンクデータを設立。オープンデータ支援プラットフォーム「LinkData.org」を運営。デジタル庁データスペシャリスト、総務省地域情報化アドバイザーとして国や自治体におけるデータ活用の支援や、インフォ・ラウンジ株式会社取締役、ミーカンパニー株式会社データスチュワードとしてデータの付加価値を高める活動を行っている。
    武蔵大学非常勤講師、Code for Japan フェロー、Code for YOKOHAMA 副代表/CBO等、教育・シビックテック分野においても幅広く活動。

    下山 紗代子氏

  • 玉置 泰紀 (一般社団法人メタ観光推進機構理事)

    1961年、大阪生まれ。同志社大学卒。産経新聞大阪本社社会部、福武書店(現ベネッセ)月刊女性誌編集を経て、KADOKAWAに。関西ウォーカーなど4誌の編集長、ウォーカー総編集長などを歴任後、現在は、KADOKAWAエグゼクティブプロデューサー。現地元LOVEウォーカー総編集長。角川アスキー総合研究所戦略推進室。国際大学GLOCOM客員研究員。ジャイア編集委員。一般社団法人メタ観光推進機構理事。京都市埋蔵文化財研究所理事。大阪府日本万国博覧会記念公園運営審議会会長代行。Yahoo!ニュース公式コメンテーター(観光・旅行)。2025年の大阪・関西万博や統合型リゾート(IR)の仕事をしつつ、アスキー.jpの連載など、現在はウェブ系の記事作成やYouTubeの出演も多い。

    玉置 泰紀氏

  • 千代田まどか(ちょまど)(ITエンジニア/マンガ家)

    IT エンジニア兼マンガ家。iU (情報経営イノベーション専門職大学) 客員教授。
    ツイッター @chomado はフォロワー 8 万人を超える。物心ついた頃からゲームと絵を描くのが大好きで、大手外資系 IT 企業に勤めながら副業でマンガ家をしている。休日は 1 日 15 時間ゲームをしている。

    千代田まどか(ちょまど)氏

  • 豊田 将平(株式会社ソケッツ データサービス開発本部)

    株式会社ソケッツにて、アニメ・マンガ等を含むエンターテインメント分野のデータベース構築に従事。映像配信サービスをはじめとしたエンタメサービス向けのデータ開発に携わる。メディア芸術データベースの自称ヘビーユーザで、RDFデータセットやSPARQLクエリサービスなどのデータ利活用に関して協力している。

    豊田 将平氏

  • 山内 康裕(一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社 代表)

    一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社代表。1979 年生。法政大学イノベーションマネジメント研究科修了(MBA in accounting)。「一般社団法人マンガナイト」ではマンガと学びの普及を目的に「これも学習マンガだ!」事業を日本財団助成の下で推進している。マンガ関連の企画会社「レインボーバード合同会社」では、“マンガ”を軸に施設・展示・販促・商品等のコンテンツプロデュース・キュレーション・プランニング業務等を提供している。

    山内 康裕氏

  • 渡辺智暁(国際大学GLOCOM 主幹研究員/教授)

    国際大学GLOCOM 主幹研究員/教授。専門領域は情報通信政策、オープン化と社会・産業変動など。Ph.D.2008-15年に国際大学GLOCOMにて研究に従事、慶應義塾大学政策・メディア研究科特任准教授を経て、2019年より国際大学GLOCOM教授・主幹研究員。本イベントと関連するところでは、社会課題解決のためのオープンデータ政策、著作物やデータなど情報資源の自由な再利用のもたらすメリットなどを研究している。他に慶應大学SFC研究所上席所員、総務省情報通信政策研究所特別研究員、NPO法人コモンスフィア理事長など。

    渡辺智暁氏

お問合せ

コンテスト御応募や説明会に関する御質問はメールまたはお問合せフォームにてお受けいたします。お寄せいただいたお問合せ内容とその回答は、編集加工のうえ、FAQページで御紹介させていただく場合がございます。予め御了承ください。

nfo_pf@glocom.ac.jp

03-5411-6675

応募方法

STEP1:メディア芸術データベースのウェブサイトを参照する

※応募規約を併せてご確認ください。

STEP2:応募部門を検討する

今回は3つの応募部門があります。

アイディアチャレンジ部門:
メディア芸術データベースを活用し、新たなビジネスや地域課題解決のための革新的なアイディアを応募してください。
例:メディア芸術の魅力で地域活性化を実現する。
例:メディア芸術データベースから次にヒットする作品ジャンルを予想する。
データバリュー部門:
メディア芸術データベースと他のデータを組み合わせて、多くの人々のニーズを満たし活用されるデータを生み出してください。
例:地域にゆかりがある作者や作品がひと目で分かるデータ。
例:同世代の人間がリアルタイムでどのようなメディア芸術に触れてきたのかが分かるデータ。
例:メディア芸術データベースと地方自治体の統計データを掛け合わせて地域の観光産業に役立つデータ。
ビジュアルクリエイション部門:
メディア芸術データベースや、そこに外部データを組み合わせたものを可視化し、人々に新たな気づきを与える面白いビジュアライゼーションを作成してください。
例:時代ごとにタイトルの傾向が視覚的に分かる作品。
例:あるテーマの作品が経年でどのように推移していったかが視覚的に理解できる作品。

STEP3:提出物を作成する

各部門での提出物は下記のとおりです。

  • アイディアチャレンジ部門:プレゼンテーションシート+デモデータ(※)
  • データバリュー部門:プレゼンテーションシート+作成データ
  • ビジュアルクリエイション部門:プレゼンテーションシート+ビジュアライズ作品+使用データ
  • アイディアチャレンジ部門では、アイディアが実現する際にメディア芸術データベースがどのように活用されているかが分かるデモデータの提出をお願いします。その際、必ずしも完成データである必要はなく、データ構造などのイメージが分かるものであれば結構です。データ自体が審査対象となるデータバリュー部門および、データをビジュアル化するビジュアルクリエイション部門では、完成データの提出をお願いします。

 

上記を踏まえて、部門ごとに必要な、プレゼンテーションシートやデータ、ビジュアライズ作品などを作成します。
各部門の審査基準を踏まえて作成してください。また、プレゼンテーションシートのテンプレートはこちらをご活用ください。
また、期間限定で「これも学習マンガだ!」のデータもご利用いただけます。

STEP4:作成したデータを公開する

各部門での提出物のうち、作成したデータは、事務局がアクセス可能な場所にアップロードしてください

(LinkData、Google Spreadsheet、Dropbox 等)

なお「オープンデータ活用支援プラットフォーム LinkData.org」にアップロードすることを推奨いたします。

STEP5:コンテストに応募する

以下のバナーから応募フォームにアクセスし、エントリーのタイトル・概要・プレゼンテーションシート・アップロード先のURL 等を明記のうえ、応募規約に同意して、エントリーしてください。

~~~応募締め切り後1週間以内の令和4年2月7日(月)までに1次審査が行なわれファイナリストが選出されます。ファイナリストはSTEP6 に進みます~~~

STEP6:最終審査イベントでプレゼンテーションを行う

令和4年2月13日(日)に開催予定の最終審査イベント(オンライン開催)にZoom で御出席のうえ、エントリーしたデータセットとその活用アイディアについて、10 分間程度のプレゼンテーションを口頭でお願いします。その際には、画面共有をしていただき、プレゼンテーションシートをもとにプレゼンテーションを行っていただきます。

  • 最終審査イベントの開催形態は現在調整中です。
  • コンテスト応募に関するお問合せはこちら

審査基準

各部門の審査基準は以下のとおりです。全ての提出物を対象に次の観点から審査を行います。

アイディアチャレンジ部門:

  • アイディアの革新性
  • メディア芸術データベースの活用度
  • プレゼンテーション(プレゼンテーションシートを含む)の説得力
  • アイディアの水平展開・発展可能性
  • メディア芸術データベースの価値向上への貢献

データバリュー部門:

  • データの持つ社会的価値(人々のニーズを満たすか)
  • データのクオリティ
  • メディア芸術データベースの活用度
  • プレゼンテーション(プレゼンテーションシートを含む)の説得力
  • データの水平展開・発展可能性
  • メディア芸術データベースの価値向上への貢献

ビジュアルクリエイション部門:

  • ビジュアライズ作品のクオリティ
  • ビジュアライズ作品のユニークさ(気づきの観点)
  • メディア芸術データベースの活用度
  • プレゼンテーション(プレゼンテーションシートを含む)の説得力
  • ビジュアライズ作品の水平展開・発展可能性
  • メディア芸術データベースの価値向上への貢献

※1次審査の結果、最終審査イベントに出場いただく応募者の方には、締め切り後一週間以内にお知らせします。

【重要】エントリー作成にあたって

本コンテストでは、全部門において、エントリーの中でメディア芸術データベースを活用しているかも評価基準のひとつになっています。たとえば、以下のような特徴を活かしたエントリーは、メディア芸術データベースを活用しているとして評価が高くなると想定されます。

  • 個々の作品や作家などにメディア芸術データベースのID やデータベースのURLが紐付けられており、様々な他のデータやサービスの連携に使えること
  • マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアートの複数の領域にまたがるデータであること
  • 誰でも無料でアクセスできることや、データのコピーなどについてライセンスが備わっていること

応募規約

  1. 第2回メディア芸術データベース活用コンテストに応募する全てのみなさまはこの「応募規約」に同意するものとします。応募者が応募規約に違反したと運営事務局で判断した場合、その応募者のエントリーを審査対象外とします。応募者が応募規約に違反した場合、またはその他運営事務局で必要と判断した場合、その応募者のエントリーの受理をその応募者の了解なしに取り消し、応募一覧等から削除することがあります。
  2. 第2回メディア芸術データベース活用コンテストは個人、グループを問わず原則どなたでも応募することができますが、以下の方は応募できません。① 暴力団 ② 暴力団員 ③ 暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者 ④ 暴力団準構成員 ⑤ 暴力団関係企業 ⑥ 総会屋等 ⑦ 社会運動等標ぼうゴロ ⑧ 政治活動等標ぼうゴロ ⑨ 特殊知能暴力集団 ⑩ その他前各号に準ずる者御応募する時点で18 才未満の方は本コンテストの内容やこの規約について保護者の同意を得て応募してください。
    グループでの応募に際しては、メンバー全員がこの規約に同意した上で御応募ください。
  3. 第2回メディア芸術データベース活用コンテストには、第2回メディア芸術データベース活用コンテスト募集開始前に公開されたアイディア、データセット等も提出できます。
    また、第2回メディア芸術データベース活用コンテスト開催期間中において他で公開されたアイディア、データセット等も提出できます。ただし、既に公開されたアイディアやデータセット等を第2回メディア芸術データベース活用コンテストに応募した場合において発生した問題については応募者自身の責任となります。
  4. 第2回メディア芸術データベース活用コンテストへの応募件数に特に具体的な制限は設けていません。お一人で複数部門に応募することも可能です。ただし、同一のアイディア、データセットを異なる部門に重複して応募することは出来ません。
  5. 第2回メディア芸術データベース活用コンテストに応募するデータセットやそのほかの提出資料は、第2回メディア芸術データベース活用コンテスト実施期間中または令和4年年3月31日のどちらか遅い日まで、インターネット上で公開し、アクセス及びダウンロードできるようにするものとします。データセットの公開にあたってはLinkdata.org サイトを利用することを推奨します。
  6. 公開されたデータセットやそのほかの著作物等を再利用して応募を行う場合には、再利用の対象(データセットや著作物等、以下、情報資源と総称します)について必ず応募フォームに記入し、オンラインで公開されている場合はそのURL を記載してください。再利用に加工や改変が伴っている場合も同様とします。ただし、多くの人が考えているアイディアや言葉等、再利用が広く行われている対象は記載する必要はありません。
  7. 再利用の対象となった情報資源についての情報が応募フォームに記入されていない場合において、再利用が行われていると応募者の了解なしに運営事務局が判断する場合があります。 また、再利用対象の情報が記入されている場合においても、記入された対象以外に再利用した情報資源があると、応募者の了解なしに運営事務局が判断する場合があります。(これによって直ちに失格になるということはありません。)
  8. 第2回メディア芸術データベース活用コンテストに応募されたデータセット等への追加、変更、修正は応募期間中及び応募期間後において自由に行えます。応募内容の審査は、応募締切翌日時点のデータセットで行います。それ以降に行われた追加、変更、修正の内容は審査対象外となります。また、一度応募したエントリーの取り下げの際は、応募を取り下げる旨を運営事務局にメールにて御連絡ください。
  9. 応募の際には応募フォームにおいてライセンスを必ず指定してください。指定がない場合は、権利を放棄したパブリックドメインの扱いとすることとします。
  10. メディア芸術データベースのデータセット以外で公開されている外部データを使用する際に、再利用対象のデータセットの公開先において著作権、商標等の知財財産に関する規定がある場合には、その規定を遵守し、運営事務局が守るべき規定や条件がある場合には適宜応募フォームを通じて運営事務局に伝えてください。
  11. 第9 条、10 条における著作権の指定及び著作権が指定されたデータセットの再利用また本サイト以外で公開されたデータセットの利用において発生したクレームや紛争等は、応募者自身で対応するものとし、運営事務局は一切の責任を負いません。
  12. 第三者が権利を有する著作物を使用(再利用を含む)する場合等は、あらかじめ応募者が許諾を得た上で応募してください。第三者が権利を有する著作物を使用した場合において発生したクレームや紛争等は、応募者自身で対応するものとし、運営事務局は一切の責任を負いません。
  13. 応募者は、応募するデータセットに含まれまたは応募するデータセットが基づいている発明、着想、情報、著作物、商標、ノウハウ、アイディア等に関し、第2回メディア芸術データベース活用コンテストに応募し、または第9 条、第10 条に基づいたライセンスを提供するために必要な知的財産権その他の正当な権利を有し、または適切な権利処理を行っていること、及び、他の応募者、運営事務局が応募するデータセットを第2回メディア芸術データベース活用コンテストに関連して再利用する行為が応募者または第三者の権利を侵害しないことを保証するものとします。応募者は、かかる保証に反して運営事務局に発生した損害の全てを補償するものとします。ただし、応募者以外の第三者によってパブリックライセンスによって提供されているデータセット等を再利用している場合で、その再利用とライセンスについて応募フォームを通じて運営事務局に適切に伝えている場合には、運営事務局はこれに従って第三者の権利を侵害しないように扱います。
  14. 応募者は運営事務局が今後応募したデータセットを無償で利用(各種媒体への掲載、催事での展示、一部のみを抜粋する、要約する、加工する等の翻案にあたる利用を含む)することに同意するものとします。また、これらの利用について応募者は、著作者人格権を行使しないものとします。また、応募者は、応募したデータセットが第三者に広く公表されることをあらかじめ承諾し、応募データセットに含まれる情報の範囲や内容については各自の責任で判断するものとします。応募したデータセットの第2回メディア芸術データベース活用コンテストにおける利用または公表によって応募者に発生するいかなる損害も、運営事務局は、一切負担しないことを応募者はあらかじめ承諾します。ただし、パブリックライセンスによって提供されているデータセット等を再利用している場合で、その再利用とライセンスについて応募フォームを通じて運営事務局に適切に伝えている場合には、運営事務局はこれに従って第三者の権利を侵害しないように扱います。
  15. 応募者は、第三者への公開を望まない知的財産権、秘密情報等を応募するデータセットに含めないものとし、応募するデータセットに含める情報については自己の責任と判断においてあらかじめ必要な範囲で適切な権利保護の手続きを取るものとします。
  16. 応募者は、応募するデータセットには秘密情報を含めないものとし、万一、応募するデータセットに秘密情報が含まれていた場合にも、応募者は、かかる秘密情報が公表される可能性があることをあらかじめ承諾し、運営事務局に対して、何らの損害を請求しないものとします。
  17. 本規定及び第2回メディア芸術データベース活用コンテストに起因しまたは関連する紛争は、日本法に準拠して解釈し、解決されるものとします。本規定の一部が無効と判断された場合にも、残りの規定は有効に存続するものとします。運営事務局の判断において必要と認め場合、本規約は修正されることがあるものとします。本規定に定めのない事項や疑義を生じた事項につきましては、運営事務局の行う決定に従っていただきますので、最新の情報を確認してください。
  18. 法律において認められる最大限の範囲で、第2回メディア芸術データベース活用コンテストに起因または関連する紛争または訴えが生じた場合に、応募者が運営事務局に対して、訴訟を提起し、差し止めによる救済を求め、または司法もしくはその他の手続を申し立てるその他のいかなる権利もここに排除されるものとし、応募者はそれらの権利を全て明確に放棄するものとします。なお、第2回メディア芸術データベース活用コンテストに起因または関連する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
  19. 運営事務局は第2回メディア芸術データベース活用コンテスト開催においていかなる損失、損害、発生費用等で責任を追うことはなく、応募者または応募者の技術的な問題等について運営事務局は一切の責任を負いません。
  20. 運営事務局は、応募したデータセットの窃盗、剽窃、破壊、不正アクセス、もしくは改ざん、または技術、ネットワーク、電話機、コンピュータ、ハードウェア、またはソフトウェアの異常もしくは制約について責任を負いません。また、運営事務局は、電子的な伝送エラーによる操作または伝送の遺漏、中断、削除、欠陥、遅延に対して責任を負いません。メ第2回メディア芸術データベース活用コンテストに応募するため、または応募期間中に生じた経済的な損害その他のいかなる損失に対しても運営事務局は責任を負わないものとします。
  21. 運営事務局は、応募者が応募するデータセットに含まれる知的財産権、秘密情報等に関して第2回メディア芸術データベース活用コンテストへの応募に起因または関連して何らかの損害を被った場合も、当該損害につき、一切の責任を負わないものとします。応募者は、応募データセットに起因または関連して、第三者から要求、クレーム等を受け、または第三者に対して要求、クレーム等が発生した場合には、自己の責任と費用で、これらの要求、クレーム及びこれらに起因する紛争を処理解決するものとし、運営事務局に一切迷惑または損害を与えないものとします。運営事務局はかかるトラブルについて、一切の責任を負いません。万一、運営事務局がこれにより損害を被った場合には、応募者は、自己の行為により運営事務局に生じた一切の損害、損失及び費用を賠償するものとします。
  22. 運営事務局は、応募する方、及びイベントに参加申し込みをする方から、申し込み手続きや参加後のアンケートを通じて氏名、連絡先等の個人情報を提供いただく場合があります。
    これら個人情報は厳重に管理し、イベントの運営並びに開催報告書等の報告・解説資料作成の目的で使用いたします。開催報告書は文化庁に提出し、そこには応募いただいたエントリーや発表の内容、そのほかの発言内容等を含むことがありますが、氏名、連絡先、所属組織の具体名は報告書には掲載しません。ただし、ウェブサイト等でコンテストについての報告・解説資料を公表する場合には氏名等を記載する場合があります。その際には、公表前に応募者に許諾を得た上で記載するものとします。

以上

*本規約は、Linked Open Data Challenge Consortiumによる「LODチャレンジ2020 応募規定」を元に、改変の上作成しています。元の文書のライセンスに関わる注意書き「Linked Open Data Challenge by Linked Open Data Challenge Consortium is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.」元の文書のURL:https://2020.lodc.jp/entry_rule.html

結果発表

第2回メディア芸術データベース活用コンテストでは3部門合計で32件の応募がありました。
その中から事務局による一次審査を経て、9件がファイナリストとして選出されました。

令和4年2月13日に開催された最終審査イベントでは、その中から最優秀事例、優秀事例が選定されました。また審査員の中から山内氏、ちょまど氏の名前を冠した審査員特別選定事例(山内セレクション、ちょまどセレクション)も選出されました。

ファイナリストのプレゼンテーションと審査結果・講評の様子は下記のURLからご覧いただけます。

ファイナリストの一覧および各事例への該当エントリーをご紹介いたします。


アイディアチャレンジ部門(ファイナリスト5件)

<最優秀事例>

ワンクリック武将

応募者:
清泉女学院大学文化学科ダブルクリニックチーム
ライセンス:
CC0
■プレゼンテーションシート
Googleスライドにアクセス
■サイトデモ
サイトデモ動画

<優秀事例>

ANIME MESHI ~ジブリを食べる~

応募者:
清泉女学院大学文化学科Zebraチーム
ライセンス:
CC BY 4.0
■プレゼンテーションシート
Googleスライドにアクセス
■作成データ
recipie
■デモアプリ
ghibli’s recipe · 作品別レシピ集

<審査員特別選定事例(山内セレクション)>

地方自治体とクリエイターのマッチングプラットフォーム「聖地創作」

応募者:
Kobayashi
ライセンス:
政府標準利用規約2.0
■プレゼンテーションシート
Googleスライドにアクセス
■作成データ
アイディアチャレンジ部門デモデータ_kobayashi

<ファイナリスト>

アニメ聖地巡礼アプリ「異世界さんぽ」

応募者:
株式会社SevenDayDreamers
ライセンス:
CC BY 4.0
■プレゼンテーションシート
Googleスライドにアクセス
■作成データ
チーム7dds_アニメ聖地巡礼アプリ「異世界さんぽ」_データセット

<ファイナリスト>

文化保存サイト メディカルテ ~新しい文化に出会いたいあなたのためのカルテ~

応募者:
川口瑛利子
ライセンス:
CC BY 4.0
■プレゼンテーションシート
Googleスライドにアクセス
■作成データ
メディカルテデモデータ

データバリュー部門(ファイナリスト1件)

<優秀事例>

wikipediaと連携した漫画あらすじを一覧

応募者:
大塚龍彦
ライセンス:
CC0
■プレゼンテーションシート
Googleスライドにアクセス
■作成データ
データバリュー部門 デモデータ

※最優秀事例は該当なし


ビジュアルクリエイション部門(ファイナリスト3件)

<最優秀事例>

マンガと学ぶデータサイエンス

応募者:
Kakeami
ライセンス:
CC BY-NC-ND 4.0
■プレゼンテーションシート
Googleスライドにアクセス
■作成データ
4大少年誌に掲載された全マンガ作品|オープンデータ共有&ダウンロード|LinkData
■デモサイト
マンガと学ぶデータビジュアライゼーション

<優秀事例>

メディア芸術DBクイズ

応募者:
林正洋
ライセンス:
データはCC BY 4.0 、プログラムソースコードは MIT License
■プレゼンテーションシート
Googleスライドにアクセス
■作成データ
メディア芸術DBクイズのデータ|オープンデータ共有&ダウンロード|LinkData
■デモサイト
メディア芸術DBクイズ

<審査員特別選定事例(ちょまどセレクション)>

長寿アニメのキャラクタートレンド

応募者:
株式会社SevenDayDreamers
ライセンス:
CC BY 4.0
■プレゼンテーションシート
Googleスライドにアクセス
■作成データ
チーム7dds_長寿アニメのキャラクタートレンド_データセット
■ビジュアライズ作品
チーム7dds_長寿アニメのキャラクタートレンド_ビジュアライズ作品
Page Top