インドでライセンスエージェント事業を手掛けるドリームシアターは、同国での『ポケモン』アニメ放送が非常に好調であると発表した。『ポケモン』はインドでもこれまで放送したことがあったが、その時はここまでの広がりを得られなかった。その点で、人口数世界第二位のインドで『ポケモン』ブランドの再ローンチに成功したことの意味は大きい。

ドリームシアターは『ポケモン』をマネジメントする株式会社ポケモンと契約し、インドなどの地域でポケモンのライセンスエージェントを務めることになった。アニメの放送開始は5月。ドリームシアターと契約したディズニーチャンネルネットワークのキッズチャンネル「ハンガマTV」が月曜から金曜日に午後1時〜8時の枠で1日4回放送している。放送開始以来、視聴率はトップだという。ドリームシアターは今後、インド・南アジア地域で、玩具・アパレル・学用品などのキャラクターグッズも展開する予定だ。

ポケモンはこれまで93の国と地域で放送を行い、アニメ放送を突破口にして、ゲームやカード、キャラクターグッズへと子供の関心を広げてきたブランドだけに、今後の同国における『ポケモン』ビジネスの広がりにも期待がかかる。また日本アニメのインド進出における大きな参考事例ともなった。

ドリームシアター
http://www.dreamtheatre.co/