マンガ・アニメ・特撮・TOYなどに関する資料系同人誌の展示即売会「資料性博覧会06」が、2013年4月29日に東京都中野区の中野マンガ・コートで開催される。これは、マンガ古書やアニメ・特撮関連資料などを扱う「まんだらけマニア館」が主催するイベントで、これまで「まんだらけ」が店舗をおく中野ブロードウェイ内で開催されてきたが、第6回目の今回は場所を変えて開かれる。
前回の第5回は直参・委託あわせて約30サークルが参加。350名ほどの人が訪れたとのこと。
ジャンルや作品の研究/批評をメインとした資料系同人サークルは、コミケ開催の母体となった「迷宮」などを筆頭に、分野確立のため重要な役割を果たしてきたと言えるが、他ジャンル同人誌の肥大化もあって近年ではそれほど目立たない存在になっている。その意味で、このジャンルに特化した同人誌即売会の開催は面白い試みである。
今回の会場である中野マンガアート・コートは、廃校となった小学校を再利用する形で中野区が2011年10月にオープンさせた文化施設。学校法人タイケン学園に運営が委託されており、マンガ・イラストの専門校であるマンガスクール中野や、マンガ学科、アニメーション学科、ゲーム学科を持つ東京工芸大学なども協力団体として名を連ねている。
「資料性博覧会06」の参加サークル名や説明については該当ページを参照してほしい。なお、古書・古物などの販売は行われない。
「資料性博覧会06」(ホームページ)
http://www.mandarake.co.jp/information/event/siryosei_expo/index.html
「資料性博覧会06」(Facebook)