国際展示会運営のリード エグジビション ジャパンは2012年7月4日から6日まで、東京ビッグサイトで「第2回ライセンシングジャパン」を開催する。現在出展者を募集している。
「ライセンシングジャパン」は、世界各国からさまざまなプロパティ(コンテンツに先立つキャラクターの同一性を担保する概念)やコンテンツが集まる国際展示会。

出展対象者は、各種キャラクター、ブランド、ロゴマークのほか、アニメやゲームを含むエンターテインメント、出版物などのプロパティ・コンテンツを保有している組織・企業。来場対象者は、商品開発・企画をするメーカーや卸売業者、広告・プロモーション、ノベルティ関連、各種メディア・マスコミ関連企業などを想定している。

第1回の昨年は20社が参加し、約63000人が来場。今年は100社出展、70000人来場を目標としている。
また、ライセンシングジャパンでは「第4回ライセンシング・オブ・ザ・イヤー」の発表もおこなわれる。日本のライセンシングビジネスの活性化を目指し2009年からスタートした同賞は、2009年のグランプリは「ポケットモンスター」、2010年は「ワンピース」、2011年は「こびとづかん」がそれぞれ受賞している。同賞は、キャラクターやライセンス関連の調査会社であるキャラクター・データバンクが主催している。
商業アニメのビジネスモデルにおいて、キャラクタービジネスによる利益は無視できない割合を占めている。また商業アニメそのものが、キャラクタービジネスの展開の一部である場合も少なくない。商業アニメのトレンドを予想するにあたっては、「ライセンシングジャパン」や「第4回ライセンシング・オブ・ザ・イヤー」から見えるキャラクター動向もまた見逃せないだろう。

第2回ライセンシングジャパン
http://www.licensing-japan.jp/ja/Home/
ライセンシング・オブ・ザ・イヤー7月に開催
https://www.charabiz.com/index.cfm?menu=news_view&id=4651
第3回ライセンシング・オブ・ザ・イヤー結果
http://www.charabiz.com/cdb/CMT2011_award/CMT2011_award.html