杉並アニメーションミュージアムは2013年12月18日より、企画展「テレビアニメ放送50周年展-Vol.3 〜アニメのお仕事エトセトラ〜」を開催している。同展は、本格的TVアニメ『鉄腕アトム』放送開始50周年を記念した展示の第3弾で、「Vol.1 〜はじまりの『鉄腕アトム』とスタジオゼロの足跡〜」「Vol.2 〜ロボットアニメの50年〜」」に続き、今回はアニメの仕事にフォーカスする。会期は2014年4月13日まで。

今回の展示では、業界外にいるとなかなか見えづらい「アニメ制作にはどんな仕事があるのか」というアニメの仕事内容を、『鉄腕アトム』を題材に絵コンテやセル画などの制作資料展示を通じて説明する。さらにアニメーター、脚本家、演出家など各仕事の内容をパネル展によって紹介。「アニメ業界適職診断チャート」では、来場者がどんな職種に向いているかが診断できる。

なお、2014年2月1日15時より『アニメ監督 高橋良輔が語る アニメのお仕事エトセトラ』と題したトークショーも開かれる。『鉄腕アトム』の放送開始翌年である1964年に虫プロダクションに入社した高橋監督が、アニメの仕事に就くために必要なことなどを、自らの長いキャリアの中から語る。トークは、2014年1月18日よりメールにて受付開始予定。詳細は、公式サイトにて発表される。

企画展「テレビアニメ放送50周年展-Vol.3 〜アニメのお仕事エトセトラ〜」

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