京都国際マンガミュージアムでは、2013年3月16日から6月30日にかけて、「寺田克也 ココ10年展」を開催する。

寺田克也氏は1963年生まれのマンガ家・イラストレーター。その圧倒的な画力は、メビウス、エンキ・ビラルといった海外マンガの系譜に繋がっている点も含め、もはや日本のマンガという地域分類法では捉えきれない。

今回の展覧会ではそんな寺田氏のここ10年ほどの仕事から、イラスト、アニメ・ゲームのキャラクターデザイン画など原画を含む約300点が展示されるとのこと。展示の監修は寺田氏との親交も深い伊藤ガビン氏が務める。

トークショーとライブ・ドローイングも予定されており、2013年3月24日には伊藤ガビン氏とのトークショーとデジタル作画実演、2013年5月5日には900mm×1800mmの大パネルに下描きなしにサインペンでドローイングする模様が公開される。このパネルも完成後に展示されるとのこと。

また2013年6月2日には、寺田氏と共に南米を旅した落語家の林家彦いち氏を迎え、当時の写真を見ながら、ときに寺田氏がライブ・ドローイングを披露しつつ対談する予定。

サイン会も開かれるとのことなので、正確なスケジュールや参加方法についてはリンク先を参照してほしい。

「寺田克也 ココ10年展」
http://www.kyotomm.jp/event/exh/teradakatsuya_10years.php