アニメーション作画にじっくりハマる4日間!
「アニメーションブートキャンプ2016-4DAYS@NASU-」は合宿形式でアニメーションの作画を学ぶワークショップです。日本を代表するアニメーターや監督の指導の元、グループワークを通して、アニメーションにおける「観客に伝わる表現手法」や「身体感覚の重視」など、表現者の核となる基本姿勢を学びます。
●「アニメーションブートキャンプ」とは?
「アニメーションブートキャンプ」は、文化庁によるメディア芸術の振興を目的とした事業の一つとして2012年から産学協同で行われているワークショップです。大学や専門学校等でアニメーションを学ぶ学生たちに、日本のトップレベルのアニメーター達が指導を行ってきました。その理念は、「表現者として自己開発できる人材を育てること」。小手先の技術や知識ではなく、アニメーターとして成長していく上で必要な基本姿勢を、他の参加者達との課題制作を通じて学んでもらいます。
●「アニメーションブートキャンプ2016 -4DAYS@NASU-」
ワークショップ概要
日程 | ①合宿...2016年10月8日(土)〜10月11日(火)※3泊4日 ②講評会...2016年11月中旬 |
---|---|
会場 | ①合宿...東京藝術大学 研修施設(栃木県 那須) ※ 集合・解散場所は東京23区内 ②講評会...東京23区内(予定) |
参加費 | 約14,000円(予定) ワークショップ参加費用は無料ですが、宿泊費・食費・旅行保険の実費が含まれます。 ※都内集合場所から合宿場所までは無料送迎バスにて移動します。帰りは集合場所にて解散となります。詳しい集合場所は参加確定後にご連絡致します。 |
対象者 |
※高校生以下は不可とさせて頂きます。 |
募集人数 | 15名程度(予定) |
講師(予定) | (敬称略・五十音順) 稲村 武志(アニメーター) 片渕 須直(アニメーション監督、脚本家) 後藤 隆幸(アニメーター、キャラクターデザイナー、株式会社プロダクション・アイジー) (講師のプロフィールはページ下部をご覧ください。) |
※他にも第一線で活躍する講師の参加を予定しています。決定次第、公式WEBサイト「アニメーションブートキャンプ」にて発表します。
過去の実施風景
※過去に行われたワークショップの様子はこれまでの活動のページをご覧ください。
http://animationbootcamp.info/activities/
応募方法
★参加には課題の提出が必要です。募集要項を必ず確認し、必要書類・課題の提出をお願い致します。
★応募いただいた書類・課題による選考を行い、結果を9月中旬にご連絡します。
応募書類送付先:staff@animationbootcamp.info
募集〆切:2016年9月11日(日)18:00必着
参加者の声
- 第一線のプロのアニメーションに対する姿勢とクオリティのレベルの高さを見ることができたのが非常に勉強になりました。(専門学校生)
- テクニックではなく、自分で考えさせて実際に描いてみて自分で気づくというプロセスの中に講師の方々の指導があったので、非常に学習効果が高かったと思います。また講義ではプロの方が何を考えて作っているのかを具体例を交えて説明頂いたことも非常に勉強になりました(専門学校生)
- 「人に伝える」という事をもっと考えなければならないと感じました。自分の描いたイメージが相手に伝わっているか、ひとりよがりになっていないか、実際に作ったものが見る人にちゃんと伝わっているのか、それらをより意識して取り組むことが大事だと実感しました。(その他)
- 経験に基づいた根拠や具体例がたくさんあり、とてもわかりやすかったです(大学生)
※過去に行われたワークショップの様子はこれまでの活動のページをご覧ください。
http://animationbootcamp.info/activities/
講師プロフィール|(敬称略 五十音順)
稲村 武志(アニメーター)
シンエイ動画株式会社で動画・動画チェックを担当。1991年株式会社スタジオジブリ入社後、数々のジブリ作品で原画、作画監督等を手掛け、現在フリー。
【主な参加作品】
- 『ハウルの動く城』(2004、作画監督)
- 『ゲド戦記』(2006、作画監督)
- 『崖の上のポニョ』(2008、作画監督補)
- 『コクリコ坂から』(2011、作画監督)
- 『くじらとり(三鷹の森ジブリ美術館オリジナル短編作品)』(2001、演出アニメーター)
- 『たからさがし』(2011、演出アニメーター)
- 『風立ちぬ』(2013、原画)
- 『思い出のマーニー』(2014、作画監督補)
- 『バケモノの子』(2015、原画)
- 『ハイキュー‼セカンドシーズン』(2015、原画)
など
片渕 須直(アニメーション監督、脚本家)
アニメーション監督、脚本家、日本大学芸術学部映画学科講師。
日本大学芸術学部映画学科にてアニメーションを専攻し、特別講師として訪れた宮崎駿監督と出会い、在学中から宮崎監督の作品に脚本家として参加する。
STUDIO4℃の設立に参画。STUDIO4℃で代表作である『アリーテ姫』を監督した後、マッドハウスを経て、現在はMAPPAで次回作に挑戦中。
【主な参加作品】
- 『名探偵ホームズ』(1984、脚本)
- 『魔女の宅急便』(1989、演出補)
- 『七つの海のティコ』(1994、設定協力・絵コンテ)
- 『名犬ラッシー』(1996、監督)
- 『アリーテ姫』(2000、監督・脚本)
- 『マイマイ新子と千年の魔法』(2009、監督・脚本)
- 『BLACK LAGOON』(2006〜2011、監督・脚本)
- 『この世界の片隅に』(2016、監督・脚本)
など
後藤 隆幸(アニメーター、キャラクターデザイナー、株式会社プロダクション・アイジー)
プロダクション・アイジー取締役。ドラゴンプロダクションなどを経て、アニメーターとして東映動画やタツノコプロの作品に参加。1988年、『赤い光弾ジリオン』終了後にタツノコ制作分室の石川光久とともに有限会社アイジータツノコ(現・プロダクション・アイジー)を設立。
【主な参加作品】
- 『Gu-Guガンモ』((1983、作画監督・原画))
- 『赤い光弾ジリオン』((1987、キャラクターデザイン・作画監督))
- 『ぼくの地球を守ってPlease Save My Earth』(1993、キャラクターデザイン・総作画監督)
- 『HUNTER×HUNTER』((1999、キャラクターデザイン・作画監督))
- 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』((2002、作画監督))
- 『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』((2004、キャラクターデザイン・作画監督))
- 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』((2006、キャラクターデザイン・総作画監督))
- 『獣の奏者エリン』(2009、キャラクターデザイン・総作画監督)
- 『黒子のバスケ』(2012〜2014、総作画監督)
など
※他にも第一線で活躍する講師の参加を予定しています。決定次第、公式WEBサイト「アニメーションブートキャンプ」(http://animationbootcamp.info/)にて発表します。
ディレクター | 竹内 孝次 (アニメーションプロデューサー) 布山 タルト(東京藝術大学大学院 映像研究科 アニメーション専攻 教授) |
---|---|
プロデューサー | 岡本 美津子(東京藝術大学大学院 映像研究科 アニメーション専攻 教授) |
マネージャー | 面髙さやか(フリー) |
主催 | 文化庁 平成28年度メディア芸術連携促進事業 |
協力 | 東京藝術大学大学院映像研究科 |
運営 | アニメーションブートキャンプ事務局(担当:森ビル株式会社) |
「アニメーションブートキャンプ 2016-4DAYS@NASU-」に関するお問い合わせ
アニメーションブートキャンプ事務局(担当:森ビル株式会社 岩淵)
TEL:03-6406-3935(平日10:00〜17:00)
staff@animationbootcamp.info