日本のマンガは、いまや世界中で「MANGA」として親しまれるようになりました。そして、その躍進に不可欠なのが「マンガ翻訳家」です。マンガ家が、魂を懸けて作り上げた作品も、翻訳がきちんとされなければ、世界の読者には届きません。日本の文化的財産であるコミック、マンガ文化のデジタル化を促進し、全世界に向かって、著作者とともにデジタルコミックの普及を推進することを目的とする団体であるデジタルコミック協議会は、「マンガ翻訳コンテスト」を通して、マンガ文化のもう一人の主役とも言える、マンガ翻訳家を志望する人々に、プロデビューのきっかけを与えたいと考えています。
2012年に始まったこのコンテストは、世界で唯一の出版社公認のマンガ翻訳コンテストです。過去5回の受賞者の中には、すでにプロの翻訳家として活躍を始めた方々もいます。第6回となる今回のコンテストへ、多くの応募をお待ちしております。

コンテスト概要
日本語→英語への翻訳を対象とします。

応募開始日 2017年9月14日(木)0:00 ※アメリカ西海岸時間
締め切り 2017年11月12日(日)23:59 ※アメリカ西海岸時間
応募資格 プロ・アマ、個人・チーム問わず、どなたでもご応募できます。
第1次審査 プロ翻訳家による翻訳の基礎レベルのチェック
最終審査 第1次審査通過作品は、MyAnimeListのウェブサイト上に公開され、オフィシャル審査員による審査の対象となります。
発表・授賞式 受賞者は2018年1月に発表され、大賞受賞者は、2018年2月上旬都内で開催予定の授賞式へのご招待と、副賞が授与されます。また、当該作品の翻訳者としてのデビューの道が開けます。

(前回の授賞式・シンポジウムの様子(2017年2月16日(木)開催))

   

応募概要
以下のウェブページで対象作品の中から応募してください。
https://myanimelist.net/manga_translation_battle

第6回となる今回は、デジタルコミック協議会加盟各社に、初めてジャンルを設けた公募をし、バラエティに富んだ以下の3作品が翻訳対象作品となりました。

『であいもん』(浅野りん/KADOKAWA)
『ハチ参る』 (遠藤淑子/秋水社)
『ニューヨーク・ニューヨーク』(羅川真里茂/白泉社)

審査員
Debora Aoki       マンガジャーナリスト
Matt Alt            マンガ翻訳者
William Flanagan マンガ翻訳者
木村智子     マンガ翻訳者/マンガ翻訳講座講師

マンガを愛し、翻訳を通してマンガを世界へ届ける志をもった沢山のかたがたの応募をお待ちしています。

主催:文化庁、デジタルコミック協議会
コンテスト運営協力:株式会社 電通/MyAnimeList

※本コンテストは平成29年度文化庁メディア芸術連携促進事業における連携共同事業として採択されています。

■本コンテストに関するお問い合わせ先
メール:  info@mangapolo.jp
電話:03-6216-8316
担当:浅井、照井