杉並アニメーションミュージアムは2013年12月19日から、企画展『アニメーション美術監督 小林七郎展―空気を描く美術―』を開く。会期は2013年4月14日まで。入場無料。
小林七郎氏はテレビアニメの草創期から活躍したアニメーション美術の第一人者。代表作に『ガンバの冒険』『宝島』『少女革命ウテナ』『のだめカンタービレ巴里編』『探偵オペラ ミルキィホームズ』などがある。長年、小林プロダクションとして仕事をしてきたが、2011年に同社を解散。現在は個人作家として活動している。同展では、小林が携わったアニメ作品の中から実際の背景を並べ、作品ごとに変化する作風などをわかりやすく展示する。そのほか小林が関わった作品のビデオ上映なども行う。
また2013年2月には、小林氏の最新作となる映像絵本『赤いろうそくと人魚』が発表される予定で、2月以降は同作の原画・映像も展示される。

『アニメーション美術監督 小林七郎展 -空気を描く美術-』
http://www.sam.or.jp/kikaku.php#362