メディア芸術総合情報事務局は、2012年12月8日に、東京藝術大学大学院映像研究科馬車道校舎で「アニメーションブートキャンプ2012」の事業報告会と公開講座を開催する。
「アニメーションブートキャンプ2012」は、商業アニメーション分野で働くことを目指す美術系大学の大学生・大学院生を対象に、制作現場の第一線で活躍するアニメーション監督・アニメーターが講義、作画指導を行うワークショップと、事業報告会、公開講座からなる。ワークショップ(レクチャー、合宿、講評会)は2012年の11月から12月にかけて実施する(参加者申込終了、一般非公開)。
事業報告会ではワークショップの報告、公開講座では、大塚康生氏(アニメーター)、小田部羊一氏(アニメーター、キャラクターデザイナー)が登壇し、片渕須直氏(アニメーション監督、脚本家)がモデレーターを務める。
「アニメーションブートキャンプ2012」は、大学と産業界との連携による若手人材育成を目的に、テストケースとして実施するものだが、事業報告会では、ワークショップの具体的な内容や実際の指導の様子など、興味深い報告が聞けそうだ。また、商業アニメの第一線で活躍してきた三氏による公開講座も、制作現場の息吹が伝わる実践的な内容が期待される。
事業報告会と公開講座の一般参加申し込みはbootcamp@mediag.bunka.go.jp(氏名・人数を記載)まで。参加費無料。
[事業報告会・公開講座]
日 程:2012年12月8日(土)
場 所:東京藝術大学大学院映像研究科馬車道校舎
プログラム:
事業報告会
15:30〜16:45(15:15開場)
公開講座 17:00〜18:00
協 力:東京藝術大学大学院映像研究科