ジャパン・エキスポ(Japan Expo)は、毎年フランスのパリで開かれている日本のマンガ、アニメ、ゲームをテーマにしたフェスティバル。1999年に第1回が開かれ、今年ですでに12回目を数えた。年々参加者は増加しており(第12回は2011年6月30日から7月3日の4日間で約19万人を集めた)、日本でもしばしばニュースにとりあげられる。
近年はマンガ、アニメ、ゲームだけにかぎらず、「日本の文化とレジャー」というテーマで、マンガ、アニメ、ゲーム、映画、ファッション、ポップ・ミュージックなどのポップ・カルチャーと、書道や武道などの古典的伝統文化との両方にスポットをあてている。
このイベントが成功したことにより、チビ・ジャパン・エキスポ(Chibi Japan Expo)やクルティマ(kultima:ファンタジーやSFを中心とする主にアメリカやヨーロッパのマンガをテーマにしたフェスティバル。現在はComic con’に改称)など、いくつもの派生イベントが生まれた。
現在では、ジャパン・エキスポ、ジャパン・エキスポ・シュッド(Japan Expo Sud)、ジャパン・エキスポ・サントル(Japan Expo Centre)が、それぞれパリ、マルセイユ、オルレアンの3箇所で開かれるまでになっている。
さらには、フランスをこえてベルギーにまでこのイベントは広まった。2011年の11月4日から6日にかけて、ベルギーのブリュッセルでジャパン・エキスポ・ベルジャム(Japan Expo Belgium)が開催され、カンファレンス、サイン会、クイズ大会、コスプレ大会、カラオケなど、さまざまなプログラムが催された。