2013年3月14日から5月10日にかけて、ドイツのオルデンブルグ大学図書館(Oldenburger Universitätsbibliothek、略称BIS)で「すばらしき低俗:1873年から1939年の英国マンガ展」(“wonderfully vulgar”: Britische Comics von 1873 bis 1939)が開催される。

この展覧会は、大学図書館とオルデンブルグ大学イギリス・アメリカ研究所(Institut für Anglistik/Amerikanistik)の共同企画として開かれるもので、ケヴィン・カーペンター氏(オルデンブルグ大学教授)がキュレーションを務める。

オルデンブルグ大学図書館には約5,000点の英国マンガ・コレクションが所蔵されており、その資料を基にして、英国マンガの祖とされるキャラクター「アリー・スローパー」が単行本として刊行された1873年から、第2時世界大戦が始まる1939年までの期間を、以下の8つのテーマに分けて概観する。

▽アリー・スローパー(1873-1890)▽バガボンドたち(1891-1910)▽いたずら小僧たち(1890-1914)▽第1次世界大戦とマンガ(1914-1918)▽家庭から宮殿まで(1920-1937)▽ドタバタ喜劇(1921-1937)▽冒険旅行(1920-1939)▽マンガと映画(1914-1938)。

展示開催日に合わせて開設されるホームページ上で全展示作品目録が公開予定とのことなので、興味のある方はチェックしてみてはいかがだろうか。

「すばらしき低俗:1873年から1939年の英国マンガ展」
http://www.wonderfullyvulgar.de/