京都精華大学マンガ学部は、「カートゥーン」「ストーリーマンガ」「マンガプロデュース」「アニメーション」という既存の4コースに加え、あらたに「ギャグマンガ」「キャラクターデザイン」という2つのコースを設置することを発表した。
「ギャグマンガ」コースを指導するのは、竹熊健太郎氏(編集者、ライター、原作者)、ひさうちみちお氏(マンガ家)、おおひなたごう氏(マンガ家)など。「キャラクターデザイン」コースの指導教官としては、すがやみつる氏(マンガ家、原作者、小説家)、西野公平氏(マンガ家、アニメーション作家)などが予定されている。
既存4コースのうち、現在の一般的な意味におけるマンガ作者を育成していたのは「ストーリーマンガ」コースだけであり、「ギャグマンガ」「キャラクターデザイン」の新設は、「マンガ家」のさらにこまやかな育成をめざしたものと言えるだろう。さらに、「キャラクターデザイン」は、ゲームやフィギュア、ライトノベルの表紙や挿絵などのためのキャラクターもふくんでおり、新しい時代の「マンガ家」を見据えたものになっている。開設は2013年4月の予定。なお、京都精華大学は2012年4月に大学院の博士後期課程の開設も予定している。
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