来年(2013年)で40周年を迎えるCGに関する国際学会で展覧会も実施するシーグラフ(Special Interest Group on Computer Graphics and Interactive Techniques、略称:SIGGRAPH *International Conference and Exhibition on Computer Graphics and Interactive Techniqueの通称でもある)が、2013年7月21日から25日までの5日間(展示は7月23日から3日間)カリフォルニア州アナハイム(Anaheim、米国)にて開催される。シーグラフは世界有数のコンピュータ・サイエンスの学会ACM(Association for Computing Machinery)が主催し、主に最新のCGに関する研究発表の他、インタラクティブ、ゲーム、アート、教育に関する研究発表や展示、CGアニメーションの上映などを毎年開催する。
さまざまなプログラムのなかで、主にアートやアーティステックな試みを紹介する「アート・ギャラリー」では、「XYZN──スケール(XYZN: Scale)」をテーマにし、アーティストや研究者による展示が予定されている。コンピュータによる新たな時空間の創造において重要な「スケーリング技術(scaling techniques)」に注目する。「アート・ペーパーズ」でも、同様のテーマで論文を発表/出版する機会が設けられている。
それに先立ち、本テーマに添った2011年以降に制作された作品(インスタレーション作品、携帯用アプリ、インタラクティブな作品、プロダクトなど)を募集中だ。作品が採択されれば、関連するワークショップやトークも実施できるようだ。また、40周年を記念して、回顧的な内容も歓迎する。〆切は、2013年1月22日。
シーグラフ2013 アート・ギャラリー
http://s2013.siggraph.org/submitters/art-gallery