東京大学の情報理工学系研究科電子情報学専攻および学際情報学府先端表現情報学コースに所属する苗村研究室が恒例のオープンハウスを東京大学本郷キャンパスにて2013年2月27日に開催する。苗村研究室は「モノ×コト×ヒト」「メディア+コンテンツ」という基本理念を中心に据え、「空間性・写実性」「身体性・実体性」「表現性・創発性」という3つの視点から、研究を推し進める。オープンハウスでは、これらのテーマが交差する研究活動の成果を講演会とデモ展示&ポスター発表で紹介する。
講演会では、加藤由訓氏(学府M2)「声の効果音を用いた感想共有メディアの研究──ラジオ番組との連携とプレゼンテーションの場での実践」やドミニク・チェン氏(学府D3)「インターネットにおけるコミュニティの活性化デザインに関する学際的研究」など6名による発表が行われる。
デモ展示&ポスター発表では、「人々が集う場の情報メディア/デジタルミュージアム/生態調査のための画像認識/超解像自由視点映像生成」などのテーマに関する研究活動の他、電気通信大学助教の高橋桂太氏や慶應義塾大学SFC筧康明研究室とのコラボレーションについて紹介される予定。
発表予定のタイトルには専門的な用語が多く見られるが、いわゆる文系のアートやデザインなど他領域の人々にとっても興味が引きつけられる研究内容ではないかと思う。
参加は無料で、事前登録(2013年2月22日〆切、ただし飛び込みも歓迎)が必要。
「東京大学苗村研究室オープンハウス2013」開催
http://nae-lab.org/open2013/