ゲーム業界の開発者コミュニティが一堂に集まる合同勉強会「ゲームコミュニティサミット2013」(主催:ゲームコミュニティサミット2013実行委員会)が2013年6月22日に東洋美術学校(東京都新宿区)で開催され、全29サークル、約300名が参加した。会場では各コミュニティがそれぞれ趣向を凝らしたセミナーを実施し、ゲーム開発技術に関する多彩な議論が行われた。

ゲームコミュニティサミットは、近年のIT業界やゲーム業界におけるコミュニティ活動の高まりを受けて2012年にスタートした。第2回となる今回は参加コミュニティ・参加者数がともに倍増。ゲーム産業で街おこしを進める福岡ゲーム産業振興機構や、企業と共に教材開発を進めるNPO法人企業教育研究会、学術団体の日本デジタルゲーム学会など、開発者以外のコミュニティも参加し、参加者層の幅が広がった。

実行委員会はGamePM勉強会ゲーム業界コミュニティゲーム開発環境勉強会、NADEC、NPO法人国際ゲーム開発者協会日本の代表メンバーで構成。実行委員会の代表をつとめるGamePM勉強会の佐々木瞬氏は開会の挨拶で「さまざまな開発者コミュニティが一堂に集まることで、それぞれが親交を深めると共に、さまざまなコミュニティに触れるきっかけにしてほしい」と述べた。

コミュニティにはさまざまな意味があるが、ゲーム・IT業界では一般的に、有志が主催する社外勉強会などの活動を指す。ゲーム業界では企業や部署ごとの縦割り意識が強く、長くこうした活動が制限される風潮があったが、世界最大級のゲーム開発者向け国際会議・ゲームディベロッパーズカンファレンス(GDC)などの影響を受けて、次第に状況が変化。おりからのIT業界におけるコミュニティ活動の高まりを受けて、ここ数年でさまざまな活動が見られるようになった。

実行委員会では参加者からのアンケート結果などをもとに内容を精査し、来年度の開催につなげたいとしている。またあわせて、ゲーム開発者が優れた技術書を推薦する「ゲーム開発者推薦図書プロジェクト」が行われており、2013年6月30日までウェブ上でアンケートを受け付けている。

ゲームコミュニティサミット2013

https://sites.google.com/site/gamecs2013/