2014年9月20日と21日の2日間にわたって、「京都国際マンガ・アニメフェア」（略称「京まふ」）が開催される。このイベントは2012年から年1回のペースで開かれているもので、今回が3回目となる。

「みやこめっせ」や京都国際マンガミュージアムなど、市内各所の施設を用いてマンガ・アニメに関するフェスティバルを開催することで、▽ビジネス機会の創出▽観光客の誘致▽人材育成などが目指されている。主催するのは京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会と京都市。チケットは数種類存在するが、基本入場料は1,000円に設定されている。ただし、海外からの新たな観光客誘致をうたっていることもあり、外国籍であればこの基本入場料が無料となっている（要パスポート提示）。

出版社やキャラクターの版権を持つ会社が首都圏に集中していることもあり、これらの企業と関西圏の企業および若手クリエーターを結びつける試みも様々に行われているようだ。

「みやこめっせ」では、アニメ制作会社や出版社、テレビ局、教育機関などが企業ブースを出店し、作品紹介、グッズ販売などを行うほか、ステージゾーン（オープンステージと抽選制ステージの2種類あり）での様々なイベントの開催や、CLAMPの原画展、マンガやアニメとコラボした「キャラ食」の提供などが予定されている。

また、共催としてクレジットされている京都国際マンガミュージアムでは、この期間中より京都「艦これ展」が開催され、2014年9月20日には「『KANSAI国際観光YEAR2014』シンポジウム―マンガ・アニメとインバウンド観光について考える―」も開かれる。

その他にも様々な連携イベントが開かれる予定なので、詳しくはホームページの「連携イベントページ」を見てほしい。

2013年度の報告書によれば、来場者数は第1回が22,800人、第2回が31,800人と、順調にその数を増やしている。

京都国際マンガ・アニメフェア（京まふ）2014
http://www.kyomaf.jp