ドワンゴは、2016年1月30日(土)、31日(日)に開催する「闘会議2016」の実施内容を発表する「闘会議2016&闘会議GP(グランプリ)発表会」を、10月22日(木)に東京・六本木のニコファーレにて開催した。
【協賛会社、出演者が大幅に増加、新コーナーも4種類登場】
「闘会議2016&闘会議GP(グランプリ)発表会」会場の様子。左からドワンゴ夏野氏、中野氏、奥井氏、伊豫田氏。
「闘会議2016」は、今年1月に開催した「闘会議2015」に続く、ゲームの祭典を標榜するイベント。会場となる幕張メッセには主催するドワンゴをはじめ、協賛会社による「ゲーム実況ステージ」や「アナログゲームエリア」などの企画ブースが設置される。すでに毎年恒例となった感がある、「ニコニコ超会議」をゲーム関連のコーナーにより特化したイベントという位置づけだ。
会場のニコファーレにはドワンゴ取締役の夏野剛氏をはじめ、同社の中野真、伊豫田旭彦、奥井晶久の各氏がステージに登壇し、来場者とニコニコ生放送視聴者に向けて「闘会議2016」の実施予定内容や新展開案などを相次いで発表。「闘会議2015」では、特別協賛の任天堂をはじめとするメーカー数社が協賛していたが、今回から新たな協賛会社としてコナミデジタルエンタテインメント、セガゲームス、DMMゲームズ、プレイステーション(SCE )、レベルファイブ、カプコン、ヤマハ、ユービーアイソフト、KADOKAWAの各社も参加することを明らかにした。
ゲーム実況者の出演数を前回よりも大幅に増やすとともに、新企画として生演奏にも対応した「音楽ステージ」や、各種ゲーム大会を行う「闘会議GPステージ」や「闘会議TVステージ」、「フードコート」の4種類の新エリアを設置することも併せて発表。「レトロゲームエリア」では女子力高めと銘打ったアイロンビーズコーナーや、巨大なコントローラーを使ってゲームが遊べるコーナーなども設ける予定だ。
「闘会議2016」の会場イメージ。「実況ステージ」「レトロゲームエリア」や各種ゲーム大会など出展内容は多岐にわたる。
ビデオゲーム以外にも、「アナログゲームエリア」では将棋のプロ棋士と多面指しができるコーナーを設けたり、「闘運動場エリア」では「マインクラフト」を使用した大運動会などが遊べるとのこと。ほかにも初の試みとして、15名以上の団体客向けに優先入場権がついた団体入場券の販売を開始したことを発表するなど、前回以上に内容盛りだくさんのイベントとなりそうだ。
【賞金総額1億円を超えるゲーム大会「闘会議GP(グランプリ)」の開催も発表】
「闘会議2016」の大きな目玉となりそうなのが、実に総額1億円以上にもなる賞金・賞品つきゲーム大会「闘会議GP」の実施だ。すでに公式サイトで使用されるゲームは公開されていが、今回新たに「スーパーマリオメーカー」「ダンジョンストライカー」「実況パワフルプロ野球(モバイル版)」「レインボーシックス シージ」などのタイトルでもゲーム大会が実施されることを新たに公開した。
さらに「モンスターストライク」大会は賞金総額が実に5千万円、同じく「モンスターギア」大会は総額2千万円の大規模なイベントとなることも発表。また、コナミデジタルエンタテインメント製の多数のアーケードゲームを使用した実力ナンバーワン決定戦、「第5回KONAMI Arcade Championship」が「闘会議GP」との併催になることも初めて公開された。
巨大なコントローラーでゲームが遊べるなど、趣向を凝らしたコーナーも登場するとのことだ。
その他、本イベントの詳しい情報や続報などは下記リンクより公式サイトを参照のこと。
関連リンク
・「闘会議」公式サイト
(鴫原 盛之)