2012年2月18日、高知市にある高知新聞放送会館RKCホールで「まんが甲子園20回記念 1dayまんがオープン・カレッジin高知」がひらかれる。
これは、2011年に第20回をむかえた「まんが甲子園」を記念したイベントで、その20年の歴史をふりかえりつつこの先を考えるイベントプログラムが組まれている。
「まんが甲子園」は、毎年8月に高知市で開催されている全国の高校生を対象としたマンガコンクール。正式名称は「全国高等学校漫画選手権大会 まんが甲子園」。3名から5名の生徒が学校単位で参加し、あらかじめ決められたテーマにそって共同で作画する。
高知県からは何人もの有名マンガ家が輩出されており、横山隆一記念まんが館があることでも有名。また近年では、海洋堂ホビー館四万十もオープンし話題をよんだ。
今回のイベントでは、歴代受賞作と受賞者・参加者の現在の作品が展示され、牧野圭一氏(京都造形芸術大学芸術学部マンガ学科教授)や松本零士氏(マンガ家)の特別講義、現役作家による「まんが甲子園」形式でのマンガ制作実演、パネルディスカッションなどが予定されている。
「まんがの未来、未来のまんが甲子園」と題されたパネルディスカッションでは、牧野氏、Moo.念平氏(マンガ家)、くさか里樹氏(マンガ家)、佐藤万希氏(まんが甲子園OG)、ジャクリーヌ・ベルント氏(京都精華大学マンガ学部教授)、小室時恵氏(小学館サンデーGX編集長)、若井おさむ氏(タレント、ガンダム芸人)の8人が討論をくりひろげる。
「まんが甲子園20回記念 1dayまんがオープン・カレッジin高知」