マンガ翻訳の優秀者をプロの翻訳家を始めとするオフィシャル審査員による最終審査で決定するマンガ翻訳コンテスト、「Manga Translation Battle vol.7」。
マンガ翻訳家志望者の活躍の場を増やし、世界のより広い層に質の高い日本のマンガ文化を発信するプラットフォームとなることを目指して、今回で7回目の開催となります。今回の大賞受賞者を迎える授賞式を行い、シンポジウムでは、常に新しい配信手法を生み出す韓国からもパネラーを招き、日本の代表的なプラットフォーマーとともに、日韓のデジタルマンガの今後について語って頂きます。ご多忙中とは存じますが、ぜひともお越しいただけますようお願い申し上げます。
「Manga Translation Battle vol.7」
翻訳コンテスト公式ページ:http://mtb7.myanimelist.net/
主催:文化庁、デジタルコミック協議会
コンテスト運営協力:株式会社 電通、MyAnimeList
※本コンテストは平成30年度文化庁メディア芸術連携促進事業における連携共同事業として採択されています。
〈翻訳コンテスト授賞式・シンポジウム〉
日時:2019年1月30日(水)18:00~20:30(開場17:30)
場所:講談社 高層棟H201会議室
イベント詳細および参加事前申し込み
https://mtb7.myanimelist.net/ceremony/index.php
■プログラム
●翻訳コンテスト授賞式
司会:新井里美(声優/ナレーター)
プレゼンター:Debora Aoki(マンガジャーナリスト)
Matt Alt(マンガ翻訳者/株式会社アルトジャパン)
William Flanagan(マンガ翻訳者/編集者)
木村智子(マンガ翻訳者/フェロー・アカデミー講師)
[課題作品および受賞者]
大賞:Molly Karinen(アメリカ)
対象作品『みやこ美人夜話』(須藤佑実、祥伝社)
作品優秀賞:Thomas Threlfo、Alex Liobis(オーストラリア)
対象作品『egg star』(戸田誠二、宙出版)
作品優秀賞:Minna Lin(カナダ)
対象作品『京都寺町三条のホームズ』(望月麻衣・双葉社)
●シンポジウム
「韓国における電子書籍市場の配信モデルと日本のデジタルコミック」
WebToonをはじめとする韓国のマンガ配信は、集客~ロイヤルカスタマー育成に加え、新しい作家の発掘まで、多方面からのサービス構築が為されており、その市場形成に大きく寄与している。
例)・「待てば無料モデル」を活用したプロモーションによる集客
・“話”配信によるライトユーザー向けの課金モデルの充実
・作家志望のユーザーへの門戸開放 etc
現在日本では、それをさらに日本向けにローカライズし、ブラッシュアップさせたモデルが大きな成果を上げつつある。今回のシンポジウムでは、実際に日韓のサービスに携わっているキーマンをパネリストに迎え、デジタルコミックの今後のさらなる可能性について語ってもらう。
パネラー:Yeo Ynungah(DCW 代表理事)
:Kim Jay.Yong(株式会社カカオジャパン 代表取締役)
:奥田茂(NTTソルマーレ株式会社 電子書籍事業部編集部長)
:Kim hyo min(NAVER WEBTOON Corp Global Webtoon / JPService /
Lead)
モデレーター:原田圭(LINE Digital Frontierサービス運用部 部長)
■お問い合わせ
デジタルコミック協議会(事務局:電通内 担当:浅井)
info@mangapolo.jp
電話:03-6216-8316(平日 10:00〜17:00)