ゲーム⾳楽をテーマにしたオンライン展覧会「Ludo-Musica 〜⾳楽からみるビデオゲーム〜」を2021年1⽉27⽇より開催したします。
本展⽰は、以下の三点を⽬的に展⽰を実施します。まず、⽂化資源としてのビデオゲームを、⾳楽という観点から強調するための展⽰を⾏うこと。次に、新型コロナウィルス感染症が急速に蔓延する中で、オンライン展⽰という⼿段をビデオゲームの領域に持ち込み、⽂化振興や⽣涯学習の可能性を探ること。最後に、「メディア芸術データベース」との連携から、⽴命館⼤学が進めてきたゲームアーカイブを利活⽤していくための実績を蓄積すること。これら複数の⽬的を兼ねた課題発⾒型のパイロット展⽰が本展となります。

なお、本展⽰のタイトルである「Ludo-Musica」は「遊び(Ludus)」と、「⾳楽(Musica)」を組み合わせた造語です。古来より続いてきた様々な⾳楽とは異なる「ゲーム⾳楽の特⾊」を 広義の“遊び”という切り⼝から展⽰するという意図を込めています。
今回の展⽰では、ゲーム開発、アーカイブ、ゲーム研究等に従事する有識者が推薦する作品を⼀本ずつ展⽰します。様々な切り⼝からピックアップされたゲーム⾳楽をお楽しみ下さい。

展⽰作品:
・ニューラリーX(1981)
・パックマニア(1987)
・ファイナルファンタジーII(1988)
・パラッパラッパー(1996)
・リアルサウンド:⾵のリグレット(1997)
・グランド・セフト・オート・バイスシティ(2002)
・ゼルダの伝説:⾵のタクト(2002)
・The Child of Eden(2011)
・ファイナルファンタジーXV(2016)

展⽰解説:
伊藤彰教、井上明⼈、岩本翔、尾⿐崇、岸智也、慶野由利⼦、鴫原盛之、中村彰憲、吉⽥寛

開催概要:
⽂化庁令和2年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業オンラインパイロット展
Ludo-Musica 〜⾳楽からみるビデオゲーム〜

・展示期間:令和3年1月27日(12時)〜2月26日
・展示場所:オンライン展示 https://www.ludomusica.net/
・展示内容:デジタルゲームの音楽をテーマとしたオンライン展示
・主催:⽂化庁、メディア芸術コンソーシアムJV事務局、⽴命館⼤学ゲーム研究センタ
ー(RCGS)

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※本展⽰は「⽂化庁令和2年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業」の⼀環として実施するものです。⽴命館⼤学では平成27年度より⽂化庁の委託を受け、ゲームアーカイブ所蔵館の連携推進およびゲームアーカイブ利活⽤の調査・実践を進めて参りました。

「Ludo-Musica 〜⾳楽からみるビデオゲーム〜」チラシ