クリエイターが自分の企画をビジネス関係者にプレゼンテーションするクリエイターのビジネスマッチング見本市「CREATIVE MARKET TOKYO 2012(CMT2012)」が出展者を募っている。応募された企画は部門ごとに選考委員により選考され、選考に通るとブースでの個別商談や、バイヤーに対して企画ピッチングセッション(プレゼンテーション)を行うことも出来る。応募締切は2012年8月17日。開催期間は2012年10月23日から25日まで。
応募している企画は「実写&アニメ」「キャラクター&ライセンス」「アプリ」の3分野。そして分野ごとにオリジナルコンテンツ、ストーリー、アイデア、技術などを募っている。選考を行う委員は、プロデューサーやエージェント、メーカーなどから構成される。応募後の当落は、2012年9月上旬に事務局より電子メールにて連絡がある。
今年は例年よりもコンテンツ発掘にシフトした体制のようだが、従来の商業アニメのビジネスモデルに収まらない、エンターテインメント志向のインディペンデントクリエイターが増えつつある現状を考えると、こうした見本市が新たな作家とビジネスのスタイルを産むきっかけとなることは十分に考えられる。
同見本市はコンテンツ見本市の統合フェステイバルであるJAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)の中の一つ。会場となる東京都・お台場のホテルグランパシフィックLE DAIBAでは、東京国際映画祭併設マーケット(TIFFCOM)、東京国際ミュージックマーケット(TIMM)、東京国際アニメ祭(TIAF)も開催されており、バイヤーの参加数などの点からも相乗効果が望めそうだ。
CREATIVE MARKET TOKYO 2012