eスポーツコミュニケーションズ合同会社(eSC)が主催し、一般社団法人日本eスポーツ協会(JeSPA)の共催によるeスポーツの全国リーグ、「日本eスポーツリーグ」が2016年11月26日より開幕した。
「日本eスポーツリーグ」は、日本全国から6チームが参加し、PC用FPS(一人称シューティングゲーム)の 「オーバーウォッチ」、プレイステーション4(PS4)用対戦格闘ゲーム「BLAZBLUE CENTRALFICTION(ブレイブルー セントラルフィクション)」、PS4用サッカーゲーム「FIFA 17」の計3タイトルを使用した総当たり戦形式で勝敗を競う。試合の模様は、ゲーム専門配信サイト「Twitch」でライブ中継され、各試合の動画は「YouTube」の公式チャンネル内にアーカイブ化されている。
開催第1回目となるウィンターリーグの試合は、6節に分けられ2017年1月7日まで毎週土曜日に行われる。勝利チームには勝ち点2、負けると勝ち点0、引き分けの場合は双方に勝ち点1ずつを加算し、勝ち点の合計で順位を競う。全6節終了後、上位の2チームは1月22日に開催される決勝大会に進出したうえで優勝チームを決定し、また全部門賞として各部門での最大勝利者の表彰も行う。
参加チームは「ナチュラルズ北海道」、「東京ヴェルディ」、「名古屋OJA」、「インフィニティ大阪」「CYCLOPS OSAKA athlete gaming」、「iGS福岡」の6チーム。メンバーは「オーバーウォッチ」のプレイヤーが6名、「BLAZBLUE CENTRALFICTION」と「FIFA 17」は各1名、合計8名のプロゲーマーまたはプレイヤーによって構成されている。
各チームは、プロ野球やサッカーなどの球団と同様に、それぞれのホームタウンを拠点に活動する。「東京ヴェルディ」は、Jリーグに参加するサッカーチームとは別にeスポーツ部門を創設したうえでの「日本eスポーツリーグ」への参戦となる。また、「ナチュラルズ北海道」はミュージシャンのサンプラザ中野くん氏が、「インフィニティ大阪」は元阪神タイガースのピッチャーだった嶋尾康史氏が代表・監督を務めている。
なお、ウィンターリーグの終了後は、来年5月よりサマーリーグの開催も予定されている。
●「日本eスポーツリーグ」開催概要
- 大会名称:日本eスポーツリーグ(JAPAN e-SPORTS LEAGUE)
- 主催:eスポーツコミュニケーションズ合同会社(eSC)
- 共催:一般社団法人 日本eスポーツ協会(JeSPA)
- 後援:毎日新聞社
●開催日程
(オンラインリーグ)
- 第1節:2016年11月26日(土)
- 第2節:2016年12月03日(土)
- 第3節:2016年12月10日(土)
- 第4節:2016年12月17日(土)
- 第5節:2016年12月24日(土)
- 第6節:2017年01月07日(土)
(オフライン決勝)
- 2017年01月22日(日) 会場:東京アニメ・声優専門学校