藤津 亮太2012年6月8日 更新
杉並アニメーションミュージアムは2012年8月19日まで企画展「GONZO 20th ANNIVERSARY」を開催している。設立20周年を迎えたアニメ制作会社GONZOの歩みを振り返る内容で、貴重な制作資料のほか映像の展示なども行う。
GONZOは1992年に設立。3DCGと2Dアニメを合成するスタイルの先駆となったOVA『青の6号』（1998年）など、デジタルに強く、個性的な企画を得意とするのが同社の特徴。3DCGを駆使した空戦が魅力のTV『LASTEXILE』、『七人の侍』をアニメ用に翻案した『SAMURAI7』、古典をSFタッチで現代に甦らせた『巌窟王』、アダルトなテイストの変格ヒーローアクション『SPEED GRAPHER』など根強いファンを持つ作品は多い。
企画展で展示される主な資料は、版権原画、絵コンテ、アニメ原画、キャラクター設定、美術設定など。また映像展示としてGONZO作品OP集も流れる。シアターでGONZO作品の上映も行われる。
杉並アニメーションミュージアム
http://www.sam.or.jp/kikaku.php#338
藤津 亮太2012年6月8日 更新