2012年12月15日から公開されている劇場アニメ『ONE PIECE FILM Z』が興行収入50億円を超え2012年公開の邦画の興収No.1をうかがう勢いだ。2012年の劇場アニメの興行成績では、『おおかみこどもの雨と雪』が約42億円を記録、現在も公開が続く『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』が44億円を超えて50億円をうかがうヒットとなっている。この規模のヒットが1年の間に連続するのは非常に珍しい。
東映によると、『ONE PIECE FILM Z』は1月5日の時点で、興行収入52億8,655万5200円、観客動員数439万7347人に達しているという。『ONE PIECE』は前作『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』も興行収入48億円をたたき出しているが、それをさらに超えるヒットである。また、2000年以降では『男たちの大和 YAMATO』を超え、東映の過去最高記録だという。
このほか2012年のアニメ映画では『名探偵コナン』『ポケットモンスター』『ドラえもん』の定番作品がいずれも30億円を超えており、2012年は映画興行においてアニメの存在感が大きかった年と言うことができそうだ。
「ONE PIECE FILM Z」が興収52億円突破 2012年邦画NO.1目指す勢い
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