2012年7月12日、日本初のゲーミフィケーション専門企業「アソビエ」の代表取締役CEOに、元経済産業省の安部一真氏が就任した。同社では8月1日よりゲーミフィケーションによるコンサルティングやアプリの企画開発を本格稼働する。前代表取締役CEOの土屋拓己氏も、取締役CTOとして開発関係の業務に専念する。

アソビエは社内マネジメントや業務システムにおける課題をゲーミフィケーションの導入で開発することを主な目的に、2012年4月20日に設立された。代表交代を機に、改めてクライアントの人事評価や行動管理、顧客管理や在庫管理などで、ゲーミフィケーション要素を取り入れたアプリ開発を行っていく予定だ。

ゲーミフィケーションは、ゲームの開発技法を広く社会全般の製品やサービス作りに役立てる取り組みの総称。ポイントやレベル制、バッチ、メダル、順位などの要素を組み込むなどの例が一般的で、位置情報を元にしたSNSサービス「foursquare」や、ジョギングシューズと組み合わせた「Nike+」などの事例がある。

また同種の用語にシリアスゲームがあり、シリアスゲームが実際に「ゲーム」を制作するのに対して、ゲーミフィケーションは既存のサービスや製品にゲーム的要素を組み込むだけに留まる点が大きな違いとなっている。

安部氏は公式サイトで「経済産業省在職中から、長期低迷を続ける日本経済の起爆剤、また、日本の国際競争力の新たな源泉の一つとして、ゲーミフィケーションの可能性に注目し続けて参りました」とコメント。自分自身、ゲーム世代でゲームの持つポジティブな力の社会的応用について、意義や可能性に大きな関心を寄せているとしている。

アソビエ

http://www.asobie.net/