2011年11月13日、東京藝術大学馬車道校舎にて、「現代映像プロデュース論2011」の第3回講座が開催される。「現代映像プロデュース論」は、同大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授の岡本美津子氏がモデレーターを務める公開講座で、2009年度より始まった。毎回、国内外・商業非商業問わず、アニメーションに関わるプロデューサーを講師として招いている。

2011年度の本講座は、現在まで2回開催されており、カナダの国営スタジオであるカナダ国立映画制作庁(National Film Board of Canada、通称NFB)や、NHK「みんなのうた」を取り上げた。11月13日の第3回は、『ハチミツとクローバー』(2005—2006)、『東のエデン』(2009)、『四畳半神話体系』(2010)などのヒット作を生み出した、フジテレビの深夜テレビ枠「ノイタミナ」(2005年にスタート)のプロデューサー・山本幸治氏をゲスト講師に迎え、民放テレビ局のコンテンツビジネスについて、アニメーションを事例とした講義がおこなわれる。「現代映像プロデュース論2011」は入場無料で、予約等の事前申込も不要。今後12月と2月におこなわれ、計6回の開催が予定されている。

現代映像プロデュース論2011

http://animation.geidai.ac.jp/pd2011/