東京工科大学メディア学部で次世代ゲーミフィケーション研究室が発足し、プロジェクトが進行中だ。数学的思考ゲームと、小惑星探査機「はやぶさ」が収集したデータを用いたコンテンツ開発が行われている。旧ナムコで野球ゲームの「ファミスタ」シリーズなどを手がけた岸本好弘氏が、担当教員として関わっている。

ゲーミフィケーションとは、ゲームの開発技法を教育・福祉・ビジネスなど、現実の様々な領域に応用し、顧客の満足度や参加意識などを向上させる取り組みのことだ。研究室は2012年10月に発足し、「能動的に参加して、楽しみながら達成する」という「新しい学びの方式」を研究している。

数学的思考ゲームは、ベネッセコーポレーションと東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座(BEAT)が開発する数学学習ゲーム向けプラットフォーム「グローバルマス」向けのコンテンツとして開発され、3月下旬に一般公開が予定されている。ゲームを遊びながら数学的思考力が身につくようにデザインされた、4本のゲームが学生によって開発中だ。

「はやぶさ」関連コンテンツは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で公開されている小惑星イトカワなどの観測データをもとに、ウェブやモバイル向けにアプリケーションを開発する試みだ。完成したアプリケーションは、2013年3月24日に日本科学未来館で開催される「<ちょっと宇宙へ>『JAXA OPEN API 2013』」で発表される。定員は100名で参加費は無料だ。

次世代ゲーミフィケーション研究室

http://www2.teu.ac.jp/media/~kishimotoy/nextgamification/