東京都立川市の旧市庁舎に、2013年2月20日「立川まんがぱーく」がオープンした。
民間事業者(合人社計画研究所グループ)が管理運営を行う、市の子育て支援施設「立川市子ども未来センター」2階部分に設置された施設で、年間20万人の来場者を想定。市などからの補助を受けない自主事業として運営される。入場料は15歳以上が400円、小中学生が200円、未就学児は無料となっている。
広さは約687㎡で、蔵書数は現在のところ約3万冊。今後はリクエストを受けながら5万冊まで増やす予定とのこと。また、子育て支援施設の一部ということから、マンガだけでなく約500冊の絵本も用意されている。閲覧は館内のみで可能となっており、館外貸出しは行われない。
館内は大部分が畳敷きになっており、利用者は入口で靴を脱ぎ、椅子に座って読んだり寝転がって読んだりすることができる。集中して読みたい人のために、押し入れをイメージした読書空間も用意されている。入場は定員制になっており、大人180人、子ども60人までが一度に入館可能。
カフェコーナーも設置されており、餃子やたこ焼きなどの軽食や、ソフトクリーム、ビール、ジュースなどが提供され、マンガを読みながらの飲食も可とのこと。
イベントスペースでは、原画展示や読み聞かせなども行われる予定で、京都国際マンガミュージアムなどと情報交換しつつ、今後さまざまな企画をスタートさせるという。
市公式ページのお知らせ「立川市子ども未来センター(立川まんがぱーく)」
http://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=10024