京都国際マンガミュージアムでは、2012年2月15日から19日のあいだ、「京都マンガ・アニメウィーク」がひらかれる。

これは、京都市を京都精華大学の学生作品で埋めてしまう企画「セイカウィーク」の一環としてひらかれるもの。「セイカウィーク」は京都市内4ヶ所で繰りひろげられるイベントで、その拠点のひとつである京都国際マンガミュージアムでは、「京都マンガ・アニメウィーク」と題して、2011年度京都精華大学マンガ学部卒業・修了制作展が開催される。

プログラムのひとつとして、2012年の2月15日、マンガ研究の院生による公開研究会、「広がりつつあるマンガ研究 京都精華大学芸術研究科博士後期課程院生による報告会」が予定されている。

発表者とタイトルは以下のとおり。

(1)具本媛「コマ割り研究 マンガ表現における“文化交流”をめぐって」

(2)アンヘラ・モレノ「北米のMANGA オールタナティヴ・コミックの一種?」

(3)羅ヨウヨウ「批評的マンガの現在 欧米と中国の作家を中心に」

(4)焦凡「中国特有のマンガ? 連環画の再検討」

(5)安希庭「マンガ絵本論」

(6)金考源「日本マンガ産業と韓国マンガ産業の比較」

司会:ジャクリーヌ・ベルント(京都精華大学マンガ学部教授)

そのほかにも、マンガ学部とマンガ研究科の学生によるワークショップや、アニメーション優秀作品上映会なども予定されているので、リンク先を確認してほしい。

期間中は、4ヶ所の会場をめぐるシャトルバスが運行されるとのこと。

「京都マンガ・アニメウィーク」

http://www.kyoto-seika.ac.jp/seikaweek2012/#kyotomm