「ゲームのアカデミー賞」と言われるゲーム・ディベロッパーズ・チョイス・アワードで、ゲームデザイナーのウォーレン・スペクター氏(Warren Spector)が2012年度の生涯功労賞を受賞したことがわかった。

ゲーム・ディベロッパーズ・チョイス・アワードは欧米のゲーム開発者による投票をもとに選定される賞。毎年3月に米サンフランシスコで開催される世界最大級のゲーム開発者会議、ゲーム・ディベロッパーズ・カンファレンスで授賞式がおこなわれる。

生涯功労賞はゲーム業界の発展に貢献したベテラン開発者に贈られる賞。日本からも「マリオの父」として知られる宮本茂氏(任天堂)、「ソニック」を生み出した中裕司氏(プロペ)、「メタルギアソリッド」の監督、小島秀夫氏(コナミデジタルエンタテインメント)、「ゲーム&ウォッチ」の故・横井軍平氏(コト)が受賞している。

スペクター氏は1980年代にスティーブ・ジャクソン・ゲームズでゲームデザイナーとしてのキャリアをスタートさせ、RPGの古典「ウルティマ」(オリジン)シリーズの開発などに参加。2000年にFPS(一人称視点シューティング)とRPGを融合させた「デウスエクス」(アイドス・インタラクティブ)、2010年に「ディズニー エピックミッキー 〜ミッキーマウスと魔法の筆〜」(任天堂)などで、リードゲームデザインを担当した。

他に新しいジャンルを切り開いたパイオニア賞に「ミサイルコマンド」「テンペスト」(アタリ)などを開発したデイブ・トイラー氏(Dave Theurer)。ゲーム業界のコミュニティに貢献したアンバサダー賞に、アメリカのゲーム業界団体ESA(エンターテインメント・ソフトウェア協会)でゲームの著作権や表現の自由を守る活動を推進してきたケン・ドロショー氏(Ken Doroshow)とポール・スミス氏(Paul M. Smith)が輝いている。

ゲーム・ディベロッパーズ・チョイス・アワード

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