戦後日本のアニメーションは、様々な文化的・産業的影響を強く受けつつ発展してきました。しかし、そういった我が国アニメーションに反映された多様な社会背景や変遷等がセルフプロファイルされないまま、ひとつひとつの作品が個別に国内外で拡散してきたため、高い評価を勝ち得た作品はあっても、それら作品群の総体を正しく評価・理解される機会に乏しいという現状が指摘されていました。
我が国アニメーション文化の更なる振興のために、日本アニメーションを取り巻く社会的背景や文化的側面を包含した文化史の整理として実施した調査研究の報告書を公開致します。
この報告書がそうした意識を共有し、文化的な認知、整理、評価のための活動を後押しするものとなればと考えます。

報告書に関するご指摘・ご意見・ご感想は事務局()までお寄せ下さい。

 

【実 施 体 制】: 氷川 竜介 (アニメ評論家)
井上 幸一 (株式会社 サンライズ 文化推進室 室長)
佐脇 大祐 (ライター)

※肩書きは2013年3月時点のものです。

 

 

本報告書は、文化庁の委託業務として、森ビル株式会社が実施した平成24年度「メディア芸術情報拠点・コ
ンソーシアム構築事業」の成果をとりまとめたものであり、第三者による著作物が含まれています。
転載複製等に関する問い合わせは、文化庁にご連絡ください。

 

 

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