セガゲームスは、同社のプレイステーション4用ゲーム「龍が如く6 命の詩。」の作中に登場する飲食店のうち、東京都新宿区の新宿東宝ビルに実在する店舗において、2016年12月26日(月)〜2017年1月31日(火)までの期間限定でラッピング店舗をオープンした。

 ラッピング店舗の対象となったのは、新宿東宝ビル1階にある「長崎ちゃんぽんリンガーハット」「築地銀だこハイボール酒場」「大阪王将」の3店。いずれも「龍が如く6」の作中に実名で登場する店舗で、本物の店舗においてもゲーム内に登場する主要キャラクターやデザインを、壁面や床、テーブルなどの至る所にラッピングを実施した。

 また、「長崎ちゃんぽんリンガーハット」では、装飾のほかにコラボメニューとして「龍が如くまぜめん」を期間限定で提供。同じく、「築地銀だこハイボール酒場」でも「極上コラボセット」と名付けたコラボメニューを販売し、注文すると「龍が如く6」のステッカーを数量限定でプレゼントするサービスも提供した。

 「龍が如くまぜめん」は、ちゃんぽんめんの上に150グラムの牛肉を乗せて、すき焼き味に仕上げたメニュー。男らしい人物が多数登場する、「龍が如く」シリーズの世界観を想起させる、とてもボリュームのある一品となっていた。

 「極上コラボセット」は、本コラボ限定のたこ焼き「プレミアムたこ焼 ハッシュドビーフ トリュフのせ」「クリームチーズのオイル漬け」「角ハイボール」の3点セット。セガゲームス広報担当の南木翔氏によると、「シリーズ初となるPS4専用ソフトとして発売した、『龍が如く6』で実現した極上のゲーム体験にちなんで、極上のメニューを考案していただきました。」とのことだった。

また南木氏によると、「『龍が如く6』ではリアルな街遊びが体験できるようになっていますが、ゲームの中だけでの体験では終わらせずに、ゲームを通じて知ったお店へ実際に行けるようにして、リアルとバーチャルが融合するような感動体験を目指し、スタッフ一同ゲームの開発をしています。ゲームへの店舗デザインの実装に、ご理解とご協力をいただいたお店にも新しい風を吹き込みたい、せっかくコラボをするならとことんまでやって、ご協力をいただいたお店もお客様にも、関わったすべての方に楽しんでもらいたいと考えて企画しました。」とのこと。なお本作は台湾や香港でも同時発売され、店舗を人気スポットの新宿・歌舞伎町で展開していることもあり、外国人客の利用もかなり多いとのことだった。

鴫原 盛之

関連リンク

「龍が如く6 命の詩」公式サイト
http://ryu-ga-gotoku.com/six/

ryu1.jpg
ryu2.jpg
「長崎ちゃんぽんリンガーハット」の店内。「龍が如く6」の登場人物が壁面や床にもラッピングされている

ryu3.jpg
コラボメニューの「龍が如くまぜめん」。値段は777円(税込み)

ryu4.jpg
ryu5.jpg
「築地銀だこハイボール酒場」でも、各キャラクターがガラス面やテーブル上に描かれている

ryu6.jpg
コラボメニューの「極上コラボセット」。たこ焼きのトッピングにトリュフを使用した、実にぜいたくな一品。値段は1,000円(税込み)

ryu7.jpg
ryu8.jpg
「大阪王将」の店舗外観および店内。壁には力強さを想起させる龍のイラストが描かれている