藤津 亮太2012年7月6日 更新
アメリカでアニメやマンガの発売、キャラクターライセンスなどを手がける大手企業VIZメディアは今秋から、家庭用ゲーム機を使ったアニメの24時間配信サービスを始める。名前はアニメチャンネル「Neon Alley」。
「Neon Alley」は、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』『犬夜叉完結編』『デスノート』から『TIGER&BUNNY』『ベルセルク黄金時代篇』などまでハイターゲット向け作品をラインアップ。月額6.99ドルの視聴料金で見放題というサービス内容だ。番組は全て英語吹き替えで、ノーカット版の配信となる。
北米におけるアニメ市場は、放送・パッケージともに数年前のピーク以降大幅に縮小している。その一方で、日本製アニメの正式配信を行う動画サイト「クランチロール」は会員数を増やしている状況だ。VIZメディアの挑戦が、北米のアニメ市場にどのような影響を及ぼすか、大きな注目を集めそうだ。
VIZメディア
http://www.viz.com/
藤津 亮太2012年7月6日 更新