国際ゲーム開発者協会(IGDA)日本と福島県南相馬市は2012年8月4日と5日、南相馬市民文化会館(ゆめはっと)で、「東北ITコンセプト 福島GameJam in 南相馬 2012」を開催する。また公式ロゴ&ポスターの一般公募も合わせて実施する。
GameJamは会場に集まった参加者がプロ・アマチュア混合の即席チームを構成し、短時間でゲームを開発するイベント。暗黙知に頼ることの多い「おもしろいゲーム」の開発ノウハウを効果的に習得できるとして、全世界で数多くのGameJamが開催されている。代表例としてIGDAが毎年1月に開催し、47カ国で10,684名が参加し、ギネスブックにも掲載されたGlobalGameJamがある。
福島GameJamは昨年8月27日と28日に第1回が開催され、首都圏のゲームクリエイター30名と、東北地域の学生など30名が参加し、「つながり」をテーマに30時間でゲームを開発。地元の小学生も、思い思いのキャラクターを方眼紙に描き、ゲーム内で使用してもらうなどして参加した。他に東京(2カ所)、福岡市でも開催され、合計22作のゲームが制作された。昨年度の模様はUstreamでも公開されている。
今年度のスケジュールは昨年度とほぼ同様で、東京からの参加者は8月3日(金)深夜にバスで出発し、8月4日(土)の早朝に到着。午前中からゲーム開発を開始し、8月5日(日)の夕方に完成。夜に会場を出発して、翌6日(月)の午前中に東京着・解散する。東北地方の参加者向けに福島県郡山市からもバスが出発する。
参加費は無料で、一般申し込みが近日中に開始される予定。公式ロゴ&ポスターの一般公募も6月20日まで受け付けている。
東北ITコンセプト 福島GameJam in 南相馬 2012
http://fgj12.ecloud.nii.ac.jp/