2012年12月2日から4日まで、台東区蔵前のMIRRORにて、第18回学生CGコンテストの受賞発表イベント「Campus Genius Meeting — Campus Genius(受賞者)を囲んで様々な交流が生まれる3日間」が開催される。
1995年、CG-ARTS協会の主催により、学生によるコンピュータ・グラフィックス作品を顕彰する目的でスタートした学生CGコンテストは、当初の静止画から、アニメーション、インタラクティブ作品まで応募部門を拡張させながら、デジタル・テクノロジーの発達と普及が表現に及ぼした変化に敏感に対応してきた。既存の意味でのCG(Computer Graphics)の代わりに、これからのクリエイティビティを担う学生たちの新しい才能としてのCG(Campus Genius)が揚げられ、ジャンル、形式、テーマを問わない「学生による作品」が応募対象となったのは前回の2011年からのこと。アップロードを通した応募、視聴者とのリアルタイムでの意見交換を可能にする審査会のネット配信と公開など、前年の実験的な試みに続いて、今年は新たに、オフライン上の発表と交流の場としての総合イベント「Campus Genius Meeting」が開かれることになった。
初日の17時から始まるパーティでは、Campus Genius Award Gold 1作品、Silver 5作品、審査員賞6作品、評価員賞7作品への表彰式と、プレゼンテーション、ディスカッション、ライブなどが行われ、3日と4日の2日間は、10時から20時まで展示と上映とともに、ノミネートされた50作品の作者と審査員・評価員との座談会が開かれる予定である。3日間の展示と上映、イベントへの入場料は無料。2日のパーティのみ事前登録・ワンドリンク制。
Campus Genius Meeting — Campus Genius(受賞者)を囲んで様々な交流が生まれる3日間」
http://www.cgarts.or.jp/scg/2012/cgm.html