CEDEC(Computer Entertainment Developers Conference)事務局はCEDEC2012で実施されたイベント「ペラ企画コンテスト〜今年もガチバトル〜」の審査結果を公式サイトで発表した。企画書の拡大画面に加えて、審査員のコメントも見られる。
ペラ企画コンテストは、A4用紙1枚に記されたコンセプトシートによって、ゲームデザインなどの企画を競うコンテスト。本年度は「男女同時」をテーマに、合計92作品が集まった。審査委員長は「ゼビウス」「ドルアーガの塔」などの生みの親として知られる遠藤雅伸氏で、他に「ドラゴンクエスト」の堀井雄二氏をはじめ、著名ゲームクリエイターが審査に多数参加している。
同イベントの特徴は、CEDEC2012の参加者であれば、プロ・アマチュアの区別なく参加できること。本年度の最優秀賞に輝いた「スイッチ探偵・ダブルハート」も、デジタルハリウッド大学に在籍中の上條康太氏によるもの。外見を瞬時に切り替えられる凄腕のオカマ探偵を操作して、難事件を解決していくという内容で、締め切り間際の応募にもかかわらず、高い評価を集めての受賞となった。
遠藤氏は自身のブログ「ゲームの神様」で、「(学生だけでなく)人に見せる書類の書き方という点では、若手プロでも参考になるコメントがたくさんあるので、暇なときにでも参照してくれれば幸いだ」とコメントしている。
ペラ企画コンテスト〜今年もガチバトル〜
http://cedec.cesa.or.jp/2012/event/challenge/index.html
ゲームの神様