2013年6月22日に東洋美術学校でゲーム開発者コミュニティの合同勉強会「ゲームコミュニティサミット2013(GCS2013)」が開催される。実行委員会ではゲーム開発者コミュニティや勉強会を主催するサークルに、幅広く参加を呼びかけている。応募締め切りは2013年4月7日で、一般参加の募集は5月中旬を予定している。

GCSは近年増加傾向にあるゲーム開発者コミュニティや勉強会が一堂に集まり、合同で勉強会を行うイベント。GamePM勉強会ゲーム業界コミュニティNPO法人 IGDA日本ゲーム開発環境勉強会、NADECが発起団体となり、実行委員会を形成している。2012年6月16日に第一回目が開催され、13コミュニティが参加し、約200名のゲーム開発者が集結した。今年度は規模を拡大し、約300名の参加が見込まれている。

イベントは参加コミュニティが各々のセッションを受け持ち、講演やワークショップ、パネルディスカッション、ラウンドテーブルなどを実施するスタイルだ。各コミュニティが趣向を凝らしてセッションを行う様は、いわば「文化祭」といったところ。GCS2012で行われた、ボーカロイド「初音ミク」の3DデータをゲームエンジンのUnityで動かす「UnityでMMDを動かす会」のセッションでは、学生の講演に対してプロのゲーム開発者が熱心にメモを取る様子なども見られた。

実行委員会ではGCSの参加を通して「スキルアップや人脈作り」「コミュニティ間でのコラボレーション」「コミュニティ&勉強会の知名度向上」などが図れるとしている。GCS2012の模様はTwitterのまとめサイトなどで閲覧できる。

ゲームコミュニティサミット2013
https://sites.google.com/site/gamecs2013/