■本年度の実施体制：
吉村和真（京都精華大学）：全体統括
石川優（大阪市立大学）：作業報告書の作成、日本語文献リストの更新
西原麻里（愛知学泉大学）：日本語文献リストの更新
杉本バウエンス・ジェシカ（龍谷大学）：外国語文献リストの更新
■作業期間：平成30年2月〜3月
■作業内容：
平成28年10月〜平成29年10月に刊行された日本語、英語、フランス語、ドイツ語によるマンガ／コミックス研究の文献・資料の情報収集およびリストの作成
■作業概要：
この作業は、平成24〜25年度文化庁メディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業「マンガ研究マッピング・プロジェクト」、平成27〜28年度文化庁メディア芸術連携促進事業「研究マッピング（マンガ領域）」の継続事業として位置づけられる。
本年度は、これまでにおこなってきたマンガ／コミックス研究の情報を更新することを目的として作業をおこなった。具体的には、平成28年10月から平成29年10月までに刊行された日本語と外国語（英語、フランス語、ドイツ語）による文献情報を収集し、日本語については54件、外国語については13件、計67件の文献情報をリストに追加した。
文献リストの更新にあたっては、これまでと同様に文献情報管理ツールmendeley（https://www.mendeley.com）を使用した。また、それぞれの文献に「少女マンガ」、「手塚治虫」といったタグを付けて内容の特徴をキーワードで示し、さらにタグによる横断的検索ができるようつとめた。mendeley上のデータベースには、現在までに約250件の文献情報を登録しており、今後はこのデータベースを拡充するとともに、アニメーション・ゲーム・メディアアートといった他領域との架橋も視野に入れながら、「メディア芸術マッピング」の構築・公開に向けた検討作業に入りたい。
（文責：石川優）