全114巻が刊行された『水木しげる漫画大全集』。監修を務めた、水木しげる門下でもある小説家の京極夏彦氏がその制作過程について語る。前編では同氏が本シリーズに携わることになった経緯から、実際に制作が始まるまでの流れをまとめた。後編では、刊行までに具体的にどのような作業が行われたのか、今では考えられないような作品が発表された当時の時代背景などもふまえたエピソードをお伝えする。

協力:天野行雄

京極夏彦氏。自宅の書斎にて
以下、撮影:田上浩一

原稿がない作品もデジタルデータ化

いよいよ実作業についてうかがっていきたいんですが、まず当時のオリジナル原稿はどのくらい現存していたんですか?

京極:これがまた全然足りてなかったんですよ(笑)。水木さんって、マンガが軽んじられていた時代から仕事をされているので、原稿も本当に粗末な扱いをされていたんですね。本人のところに戻ってなかったり、編集者に改ざんされていたり……今じゃ考えられないですけど、平気でコマをちょきちょきちょきって切って、2つ合わせて1ページにしたりしているんです。原稿自体はあるけど、要は破損している状態ですよ。だから、せめてデジタル上では元に戻さなきゃいけないだろうと。

『水木しげる漫画大全集』の編集方針として、原則的に初出時に倣うというものがありましたね。原稿が改変されていたり、破損していた場合は、印刷物を移植することで修復していました。

京極:ええ。さらにさかのぼって貸本時代になると、もっとひどいんですよ。貸本には、重版という概念がなかったので、1回出版されてしまったら原稿なんて捨てちゃえというようなもんだったんですね。で、どうせ捨てるもんなら利用しない手はないということで、コマを切って読者プレゼントにしていたんです。だから、全国各地にコマの原画がばら撒かれているんですよ(笑)。

『ゲゲゲの鬼太郎』の原稿から切り抜かれたコマの一部。岡山県の古書店で売られていたものを天野行雄氏が購入した

精緻を極めたデジタル修正作業

そうなると最近のもの以外は、ほとんど印刷物の複写をデジタル修正しなくてはなりませんね……。

京極:いや、実は最近のもなかったりしましたね(笑)。『不思議シリーズ』なんて、90年代の連載なのに見つからなかった。その場合、一番状態がいいのは単行本ということになるんですけど、単行本から取るとなると絵が小さいんですよ。線が潰れてしまったりする。ところが『不思議シリーズ』は、雑誌の清刷(註1)が残っていたんです。で、その清刷から取ることにしたんですけど、ダブルトーンとか貼ってあるせいで、そこがブニャブニャになっているんです。こりゃダメだなと思って単行本のほうを見たら、そっちもブニャブニャだった(笑)。単行本化するとき、すでになかったようなんです、原稿。何だか許せなくて、あれこれ工夫したんですが……そんなこともあって第1回配本の時点で、前に出た本よりも綺麗にしなきゃいけないという暗黙のルールができちゃったんですね。

最近の作品はともかく、古くてボロボロになった貸本をスキャンして綺麗にするのは大変じゃないですか?

京極:状態は良くても平気で版ズレ(註2)してますからね、当時の印刷は汚いですから。そんなものを写真に撮って影印覆刻してたわけですね。デジタルスキャンしても、ただ単に色調を変えたりトーンをいじったりするだけではブラッシュアップにならんのですよ。最終的には独自の技を開発したんですけどね。貸本のカラーページって独特の処理をしていて、カラー原稿を4色分解しているわけでもなかったりするんです。アミ描けの要領で作っているものが多い。その場合、スキャンした画像をCMYK(註3)で全部分離すると、Kというのは元の原稿になるわけ。それは普通に修正する。それから、CMYそれぞれのアミ点を個別に修正してから重ね合わせて再現してみたんですね。そうするとかなり綺麗になった。実際に読んだことがある人は知っているでしょうけど、貸本のカラーページには変な花模様みたいなパターンが出てたりするんです。これは同じ色の網点を重ねているんですね。で、ちょっとずつズラして重ねて色を濃くしている。だからどうしてもモワレができてしまうんです。ただ、そのモワレも綺麗に再現できまして(笑)。まあ、そこはどうなんだろうという話なんですが。

でも汚い感じは全然しないですね。

京極:今の技術で再現すると、すごく綺麗になるんですよ。当時は頑張ってもできなかっただけで、本来的にはこうしたかったんだろうな、と。そこはきちんとやってあげようよというのが、今回の編集方針。一部からは修正しちゃうと貸本の「味」が出ないだろうという批判の声もありましたけど、これは貸本の復刻じゃなくて水木作品を収録した全集ですからね。もちろん、やり過ぎはよくないし、改変は論外ですが。だからモワレはなくさず、綺麗なモワレに(笑)。

雑誌からスキャンしなきゃいけないときは、どんな工程を踏んでブラッシュアップしていくんですか?

京極:雑誌って、一見すると綺麗なんですけど、よく見るとものすごく荒れているんです。線がね、5倍ぐらい太くなっていると思います。逆に太いところは少し痩せているんですね。目の粗い紙に刷られているので、水木さん特有の細密なタッチが散ってしまい、ぼーっと全体的に均一な感じになっちゃってるんです。酸性紙だと裏面が透けてますし。これもやっぱり直さなきゃなりません。そうなるとスキャンするときの解像度は300dpiぐらいでは話にならなくて、基本は1,200dpiということになります。

一般的な印刷ならば、400dpiくらいの解像度で問題ないのに!

京極:で、それを大体1,000倍くらいに拡大して、ちょっとずつ修正しちゃあ元のやつと見比べるわけですよ。網点やトーンだって潰れてますから、全部白くしてから同じトーンをPhotoshopでつくって貼り直す。そんなことを延々とやっていたので、己が何者かわからなくなりましたよ。トーンになれ! 網になれ! Gペンになれ! みたいな感じ(笑)。

実際に作業を行った書斎の机回り。複数のモニターが配されている

ペンの入り抜きの再現までやられていたんですね。

京極:たぶん、『鉄人28号』(1956~1966年)の修正作業は、もっと機械的にできたんじゃないかと思うんですよ。横山(光輝)先生って、わりと均一な線で描かれるじゃないですか。水木さんの場合、細いところはやたら細いし、線にも強弱があって、ものすごくタッチがついてる。まあ、第3期の作業時には水木さんも亡くなられていたので、いわば死後のアシスタントみたいな気持ちにはなりましたね。だから、これはもう恩返しだと思って、ずーーーっとテンテンテン……また水木作品は点描がスゴいから。水木さんのチーフアシスタントの村澤さんから点描の打ち方を習ったりして。5mmくらいのマスで区切って打つんだよ、とか。

水木プロの住み込みアシスタントだった村澤昌夫さんの著書『水木先生とぼく』(KADOKAWA、2017年)にも「アンタ……テンテンはそんなにバラバラに打ってはダメです」「5ミリ角ずつ仕上げて全体を完成させるわけです」というセリフが出てきますね。

京極:そうそう。だから拡大率を上げて、ひとつのマスに何個あるのか勘定しつつ、1個ずつ打ち直していったんです。しかも僕はペンタブレットとか使わないんで、全部マウスですよ。文字通り朝から晩まで点とか線とか点とか線とかやりつつ、多いときは1カ月に600ページとか直していたので、マウスで絵を描くのが結構うまくなりました(笑)。でね、文字はすべて打ち直すと決めていたので、絵の上に文字が被っているところなんかは、それを消して下の線を復活させなきゃいけないんです。もともとは絵があったんでしょうが、そこのところは白くなっちゃいますからね。スペースが大きいところは勝手に描き足すわけにもいかないし……と葛藤しましたねぇ。結局、ここはちょっと継ぎ目があったことにしようとか、誤魔化さざるをえなかったところもあります。どうせ文字で隠れちゃうんだけど。一部は水木プロさんに頼んで新規で書き足してもらったりもしました。

アシスタントと考えれば、充分に許容範囲内の描き足しだと思いますが、それ以外にも手を加えざるをえなかったケースはありましたか?

京極:ごく稀にタテ組みじゃなくヨコ組みのマンガがありまして。ヨコ組みの場合、開きが逆になってしまうんです。これは頭を悩ませました。その作品だけ反対側から読んでもらうことも考えたんですけど、普通に頭から順番に読めないとなると、水木さんとしてはNG。「急に読者の手を止めさせて、ここはこっちから読めなんてそんなバカなことはできないですよ」ということですね。でもタテ組みに直すとなると、コマの左右を入れ替えなきゃいけない。でも、フキダシの位置なんかもあるし、そう上手くはいかないですよ、これ(笑)。そこはものすごく頭を使って、なるべく元の形を残したまま自然に読めるように組み替えました。もちろん、本来的にそうした改変ははやりたくないんですよ。でもいずれそういうものが出て来るだろうことは想定してました。冒頭に編集方針としていろいろな但し書きを細かく並べ立ててるんですが、そこに「作者本人の意思によって例外的に加筆や訂正が加えられている場合があります」と書いておいたのはその伏線です(笑)。

フォルダにはデジタル修正したデータがずらりと並ぶ

徹底したのは「初出準拠」

なるほど。でも弄るにせよ直すにせよ、きちんと方針が打ち立てられているので、ファンとしても受け入れやすかったと思います。

京極:クレームもありましたけどね。例えば『悪魔くん』で百目の子がね、「エロヤマエッサイモ」って呪文を間違えるくだりがあるんだけど(註4)、それは単行本になったときに書き換えられたもので、雑誌掲載時は「エロイムエッサム」って唱えているんです。原理原則に従って元に戻したんだけど、「そこはエロヤマだろ!」と叱られた。いや、僕も好きなんですよ、「エロヤマエッサイモ」(笑)。だから気持ちはわかる。でも初出準拠っていう原理原則は基本的には守るべきだということで、さんざん話し合った結果、涙を飲んで直したんです。逆に初出でないバージョンを採用した場合は、どうしてそうしたのか資料のページで詳しく解説することにしました。

水木作品に頻出する「土人」表記もそのままですし、初出準拠というルールはかなり徹底されている印象でした。

京極:「土人」、講談社的にはもちろんNGだったんですよ。ただ、水木マンガの「土人」を「原住民」なんかに変えたらダメじゃないですか。水木さんが「土人」という言葉を使うとき、差別的な意識はまったくない。昨今のポリティカルコレクトネスに照らすとよくないのかもしれないけど、そこは勘弁してよとOKをもらいました。ただ、かつて偏見を持たれていたり、誤解されていた病気なんかに関する記述や描写に関しては、水木プロさんの諒解を得てから、少し文言を弄ることはありました。でも、基本的にはそのまま載せて、一緒に注意書きも入れるという形で切り抜けてますね。やっぱり当時の社会環境を鑑みたうえで、それがどういうメッセージだったのかということを汲み取るのは大事なことなので、そこは残さなきゃいけないよなと。

作品をまとめただけではなく、資料的価値のあるものを

マンガだけでなく、絵物語や絵本も収録されている点も嬉しかったです。

京極:「作品集として楽しく読める」と「できるだけ資料性の高いものにする」の二兎を追ったんですね。例えば『鬼太郎』のマンガが載っている号に『鬼太郎』の絵物語が載っていたら、しかもその話がマンガになっていないとしたら、やっぱりそれは載せるべきでしょう。絵物語や画報にも水木さんのスゴイ絵がいっぱいあるんですから。ところが、その方針にブレーキを掛けられることがあって……もちろん、そこはお金を掛け過ぎないでくれという出版社側の制約もあったわけですが、水木プロさんとしても初めはそこまで細かく拾う意味があるのか、とお考えだったんでしょう。そもそも“漫画”大全集なんだから、マンガ以外は載せないほうがいいのではないか、というご意見もいただいた。でも絵物語がアニメやドラマの原作になっていたり、画報にしか書かれていない設定が作品に影響していたりもするんですよ。最終的には水木プロさんもいろんなものをどんどん発掘してくださって、おかげでマンガ以外もかなり充実したものが集まったんですが。いや、例の但し書きのところに「漫画作品以外でも、編集委員会が漫画に類するものと判断した作品も収録対象としています」と書いてあるのは、そのためですね。絵物語や画報は、「類するもの」でしょう(笑)。あの編集方針は、逃げ道や言い訳ではなくてですね、我々の苦難の道のりを予言したもので(笑)。

本当にファンが求めているものって、意外と送り手側からは見えないものなのかもしれませんね。だからこそ、京極さんのような監修が必要なんでしょう。

京極:まあ、けっこう踏ん張ったんですが、悔いが残っていることはたくさんあります。例えば、『最新版ゲゲゲの鬼太郎』を収録することはできませんでした。水木しげるではなく水木プロ名義の作品なので、ノーカウントとしても整合性はとれるんですけど……あれ、水木さんとしては相当気に入らない作品だったらしく、原稿を入れた封筒に赤いバッテンを付けて封印していたんですよね。

水木さんの手も入っているとは思いますが、ほとんど森野達弥さんが描かれているような感じでしたね。クレジットも、最初期を除いて「水木しげる原作 水木プロ作品」でした。ただ、あれがダメということになると、ほかにも収録できない作品が出てきそうです。

京極:そうなんですよ。当初は『「コミックボンボン」版・悪魔くん』(註5)も入れないでほしいと言われていたんですよね。同じ「最新版」でしたから。でも『悪魔くん』に関しては、アニメ化されていて人気もあるんだし、水木さんのご存命中に水木しげる名義で扶桑社から文庫本も出されています。何より作中に水木さんのタッチが散見してるんですね。どう見ても森野さんや村澤さんの絵じゃない。先生の手がたくさん入っている。創作ノートもあったし、これは水木作品ですよと。でも『鬼太郎』のほうはダメでしたね。何といっても水木さんご本人がつけたバツがありますから、これは絶対的なもので。ただ、もしも気が変わられたら、『水木しげる漫画大全集』の番外ということで出させてくださいとお願いはしました。番外ということは番の外だから、水木作品じゃないという強いアピールになるじゃないですか。ほかで出しちゃったら、普通に水木作品として受け取られちゃうかもしれないですけど。で、そのために“番外”を取っておきたかったので、あとから出した補完系が“補巻”になったんです(笑)。

水木と直接やりとりしながら編纂を進めた

確かに予約特典のほうも“別巻”でした(笑)。「コミックボンボン」連載作品にありがちな話ですが、『最新版ゲゲゲの鬼太郎』は最後まで単行本が出てないですし、いつかきちんとまとめてほしいですね。

京極:ラストは特撮ヒーローものみたいな展開になっていくんですよね。まあ、そこが水木さん的にアウトだったんでしょうけど(笑)、そこは理解できます。でも、読みたがっている読者はかなりいるんですよね。森野さんがメインであったとしても「鬼太郎」である以上は森野作品として出すことはできないでしょうし。でも「地獄の妖怪狩りツアーの巻(アニメでは「謎の妖怪狩りツアー」)や「再生妖怪軍団の反撃!の巻」(同じく「妖怪香炉 悪夢の軍団」)みたいにアニメになっている話も含まれていますし、原作として認めてあげてほしいという気持ちはあるんですけどね。せめて番外編っぽい「幽霊大戦争の巻」くらいは入れられないかなと努力したんですけど、ページが足りなかった。最終的に、マンガ作品だけで全体の2割くらい増えたんですよ。

全集の刊行中に、新たに発見された作品がそれだけあったと。

京極:とにかく総あたりで探しましたからね。僕も読んだことない作品も出てきて、本気でビックリしたりしましたからね。古雑誌をめくっていると、何でこんなところに描いているんだってところに水木さんの絵があったりするんです。リストにあるのに現物を持ってないものに関しては、国会図書館に行き、大宅文庫(註6)に行き、どちらにもなければ全国の古本屋にあたり、出版社の倉庫に行き、出版社が潰れていたら前の経営者とか社員に持ってないか訊いて回ったりして、ほとんど偏執狂です。そうやってちょっとずつ増えていったんですね。全集なんだから網羅したかったんです。それでも全巻刊行後に出した索引(註7)の制作過程で、また未収録のマンガが見つかった。それは急遽索引に載せたんですが、そんなですからまだまだ探せば1冊分くらいあるんじゃないかと思います。

マニアの二律背反する習性なんですかね。あの全集でさえコンプリートはできてないということに、悔しさと同時に喜びも感じてしまいます。

京極:コンプリートしたいんだけど、欠けていないと生きていけないみたいな感覚はありますよね。いや、その後も水木プロさんがまったく謎の『鬼太郎』を発見してくださって、これは驚きました。たぶん、地方の新聞連載なんだと思うんですけど、誰も知らないマンガだった。しかし掲載誌じゃなくて、マンガだけの清刷で、どこに載っていたのか調べようがない。しかも「今回は4回分まで」とか書いてある。見つかったのは2回分だけ。「えっ、じゃあまだあるの!? 今回はって何!?」となるじゃないですか(笑)。結局、それは刊行終了後に見つかったものだからどこにも載せてないし、まだ全貌が掴めてないんですけど、確かに『鬼太郎』なんです。まだこういうのが残っているっていうのはね、ファンとしては嬉しいもんですよ。もう読んだことのない水木マンガはないなんて思ったら、寂しいですもんね!


(脚注)
*1
版下(印刷するときの元になる原稿)として用いるため、原版から平滑な白紙または専用のプラスチックフィルムに鮮明に刷ったもの。

*2
特定の色が、ページ全体に均等にずれている状態のこと。通常、コンマ数ミリでもズレていれば問題になるが、貸本の場合は1cmくらいズレていることもザラにあった。

*3
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のこと。これらをかけ合わせて、さまざまな色を生み出す。

*4
悪魔を呼び出すための呪文で、正しくは「エロイムエッサイム、われはもとめ、うったえたり」。貸本時代より「エロイムのエッサイム」や「われわれはもとめうったえたり!」など、呪文を間違えて唱えてしまうくだりが登場する。

*5
1988年から1990年にかけて「コミックボンボン」で連載され、1989年放送のテレビアニメシリーズの原作となった作品。『最新版悪魔くん』は、最初の単行本の書名であり、扶桑社文庫版では『悪魔くん』、今回の全集では『「コミックボンボン」版悪魔くん』とされている。

*6
大宅壮一文庫。評論家の大宅壮一が遺した、膨大なコレクションを基礎とした雑誌専門図書館。

*7
「総索引/年譜他」。補巻、別巻を含めた全114巻に収録されている作品の索引となる。全集の刊行後、惜しくも急逝した梅沢一孔のこだわりを受けて制作された。くだんの未収録マンガとは、1966年に発表された短編『勲章(「漫画天国」版)』。


(information)
『水木しげる漫画大全集』
全114巻
出版社:講談社
刊行年:2013~2019年
判型:A5判
https://comic-sp.kodansha.co.jp/mizuki/

※URLは2022年3月3日にリンクを確認済み