カプコンと宝塚歌劇団は、2013年3月18日に「宝塚歌劇花組公演ミュージカル・ロマン『戦国BASARA』-真田幸村編-」の制作発表会を、渋谷・セルリアンタワー能楽堂で開催した。公演は2013年6月15日から7月1日まで、東急シアターオーブで行われる。
「戦国BASARA」は真田幸村・伊達政宗などの戦国武将がイケメンキャラクターとなって活躍する人気アクションゲーム。本シリーズのヒットで戦国武将や歴史に興味を持つ女性ファンが急増し、「歴女」ブームが生まれるきっかけとなった。
ストーリーは武田軍の武将として活躍する真田幸村と、相対する上杉謙信との戦いや人間ドラマを主軸に展開され、シリーズで高い人気を集める様々な武将たちも登場する。真田幸村役は花組トップスターの蘭寿とむ氏が、宿敵の上杉謙信役は新たに月組から花組に異動する明日海りお氏が演じる。また、新ヒロイン、いのり役には花組の蘭乃はな氏が挑戦する。
カプコンと宝塚歌劇団のコラボは2009年の宝塚歌劇「逆転裁判 蘇る真実」から始まり、「蘇る真実、再び...」「検事マイルズ・エッジワース」の三作が上演された。主人公のフェニックス・ライト役に当時、宙組に在籍していた蘭寿氏、脚本と演出は鈴木圭氏が担当しており、「戦国BASARA」でも同コンビは健在だ。
大ヒットした「ベルサイユのばら」をはじめ、宝塚歌劇団とメディア芸術との結び付きは古い。法廷アドベンチャーの「逆転裁判」に続き、アクションゲームが原作の「戦国BASARA」がどのように脚色されるか期待される。
宝塚歌劇花組公演ミュージカル・ロマン『戦国BASARA』-真田幸村編-
http://www.capcom.co.jp/information/basara/butai/20130318_7264.html