国際ゲーム開発者協会(IGDA)は2013年度のスカラーシップ(奨学生)プログラムを発表し、あわせてGDC(Game Developers Conferenec)2013向けの募集を開始した。応募には18歳以上で、専門学校や短大・大学などに在籍し、IGDA学生会員であること、などが必要。GDCスカラーシップの合格者には、オールアクセスパスなどの特典が与えられる。応募は公式サイトから可能で、締め切りは2013年1月11日だ。
IGDAは毎年、主要ゲームカンファレンス・イベントでスカラーシップを主催しており、2013年度は▽ゲーム開発者向け国際会議GDC(3月、米サンフランシスコ)▽世界最大級のゲーム見本市E3(6月、米ロサンゼルス)▽ウェブサービスやゲームアプリ開発の国際会議カジュアルコネクト(7月、米サンフランシスコ)、そしてCEDEC、東京ゲームショウ(今秋、日本)の5カ所で実施される。
中でもGDCは、世界中のゲーム開発者が集まる「祭典」で、IGDA年次総会も開催されるため、スカラーシッププログラムの中核と位置づけられている。2100ドル相当のオールアクセスパスに加えて、スタジオツアーや業界関係者とのティーミーティング、世界中から選抜された学生同士での交流など、様々な催しも開催される。ただし渡航費や滞在費などは自己負担で、日常会話程度の英語力が求められる点には注意が必要だ。
なお、CEDECと東京ゲームショウ向けのスカラーシップは、IGDA日本によって実施される。IGDA日本ではウェブで昨年度の合格者による感想レポートなどを掲載しているほか、GDCスカラーシップへの応募サポートも実施。またGDC2011スカラーシップ合格者で、イニスの岩本翔氏による講演資料なども掲載されている。
IGDAスカラーシップ
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