NPO法人ゲーム保存協会は2011年12月25日、タワーホール船堀(東京都江戸川区)でフロッピーディスクドライブを半永久的に再現する、エミュレーション機器の実演会を開催する。入場無料で事前登録は不要。
1980年代のパソコン市場で、プログラムの供給媒体として主流だったフロッピーディスクは、30年近くを経た今、経年変化に伴い再生が不可能になりつつある。会場ではゲーム保存協会が文化保存活動の一環として独自開発した「HxCフロッピーエミュレーター」の概要説明と、1980年代のビンテージパソコン(PC-8801MC・MSX2)の起動実演がおこなわれる。
ゲーム保存協会は1970年代から1990年代におけるデジタルゲーム文化の調査・保存・研究などをおこなう団体で、2011年9月にNPO法人として登記された。ゲーム機器やアーケード基板、ビンテージパソコン、ゲームソフトの保存・収集、ゲームリストの作成、パッケージの修復作業などの活動をおこなっている。
NPO法人ゲーム保存協会