国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)は2012年11月11日、板橋区立グリーンホールで「東京ロケテゲームショウ」を開催する。IGDA日本では、参加希望サークルの申し込みを2012年9月30日までウェブ上で受け付けている。
「ロケテ」とは「ロケーションテスト」の略語で、ゲームメーカーが開発途中のアーケードゲームをゲームセンターに設置してユーザーに遊んでもらい、結果をもとにゲームの修正を行う行為を指している。近年では家庭用ゲームの開発においても、こうしたユーザーテストの重要性が増加している。
ここから転じて同イベントでは、同人・インディーズゲーム(アマチュアが趣味で制作したり、独立系ゲームスタジオが制作したりしたゲームのこと)を制作中のクリエイターに、一般参加者を対象としたテストの場を提供し、ゲームの完成度をさらに高めることを主な目的としている。
参加サークルは規定の参加費を払えば、机・椅子二脚とノートPC向けの電源が利用でき、ゲームのデモプレイなどが実施できる。なお、出展できるゲームはオリジナルの内容か、版権元が二次創作を許容しているものに限られる。また性的表現を含むゲームは出展できない。
同イベントの前身となる「秋葉原ロケテゲームショウ1」は2009年10月24日に秋葉原UDXで開催され、28サークルが参加し、一般来場者は855名を記録した。ただしIGDA日本では会場の違いなどから参加希望サークルに対して、前回ほどの来場者が来場する見込みは乏しいと注意を促している。
東京ロケテゲームショウ
http://www.igda.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=839