スペインの非営利組織ゲームラボは2014年3月27日(木)-28日(金)、スペイン大使館でゲームの国際会議「ゲームラボ・カンファレンス東京」を実施する。PlayStation4のリード・アーキテクトであるマーク・サーニー氏をはじめ、ゲームやデジタルコンテンツ分野で著名な内外のクリエイターが登壇し、議論を展開する。公式サイトで事前登録でき、入場は無料だ。

ゲームラボは2005年に設立され、毎年6月にスペイン・バルセロナでゲームラボ・カンファレンスを主催している。このたび日本スペイン交流400周年事業の一環として、スペイン政府機関Accion Culturalの支援のもと、東京での開催が決定した。「欧米のゲーム業界の中でも、最も有能なプロフェッショナルたちと、日本のゲーム業界の現状や、日本のゲームが再び世界を席巻する可能性について語り合う場を提供いたします」とコメントしている。

カンファレンスではゲーム業界の市場動向や新しいビジネスモデル、ゲームデザイン上での日本と海外の違い、ローカリゼーションや海外展開、インディゲーム、海外協業などをテーマに、2日間で9セッションが開催される。講演やパネルディスカッションは日本語への翻訳や同時通訳も実施される。

会議では他にスペインで開発された人気ゲーム『Commandos saga』を手がけたGonzo Suarez氏や、ソニー・バルセロナ・スタジオCEOで『Inbizimals』のクリエイティブ・ディレクターを務めたDaniel Sánchez-Crespo氏、東京ゲームショウで開催されるセンスオブワンダーナイトで審査員も務めるJuan Gril氏らが登壇する。日本からもLINEの大塚純氏、ガーラの菊川暁氏が参加する。

ゲームラボ・カンファレンス東京

http://tokyo.gamelabconference.com/