コンテンツ文化史学会(会長:吉田正高氏、東北芸術工科大学)は2011年12月3日〜4日に第3回大会「オタク・ファン・マニア」を東京大学で開催する。参加者は事前登録が必要で、詳細はホームページで後日告知される。

コンテンツ文化史学会は2009年4月にスタートし、「マンガ・アニメ・ゲーム・ファッションなど、さまざまなメディアで展開されるコンテンツを複合的に考察する」「コンテンツの歴史を『文化史』という枠組みで研究する」ことを目的に掲げている。

自由論題では「1970年代初頭の自主制作アニメの取り組みと文化的状況—『つるのすごもり』に着目して—」(玉井建也氏・東京大学、吉田正高氏・東北芸術工科大学)、テーマ発表では「日本のマンガ/ゲーム産業の比較制度分析——インディーズとメジャーの分業関係に注目して」(七邊信重氏・東京工業大学)などが行われる。シンポジウムでは「『東方Project』が可能にしたもの——プラットフォームとしての<東方>」(仮)、「オタクである覚悟」が議論される。

学会誌は過去に5冊が発売されており、ホームページでバックナンバーが掲載されている。紙媒体のほか、ダウンロード販売も行われている。

第3回大会「オタク・ファン・マニア」 告知ページ

http://www.contentshistory.org/2011/11/02/1039/